シャーマンの種類とは? わかりやすく解説

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シャーマンの種類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 16:33 UTC 版)

シャーマニズム」の記事における「シャーマンの種類」の解説

ジェームズ・フレイザーは、霊媒medium)、予言者prophet)、見者seer)、呪師(sorcerer)としていたがその多くシャーマン分類される佐々木宏幹少なくとも5つ分け必要性主張している。 脱魂型 - シャーマン霊魂身体離脱して霊界に赴き、諸精霊使役しもろもろ役割を果たす広義精霊統御者型の一種精霊統御者型 - 補助霊駆使してもろもろ役割を果たす霊媒型・憑霊型 - シャーマン神霊精霊を自らの身体憑依させ、人格変換が行われ、シャーマン神霊自身として一人称で語る。 予言者型・霊感型 - シャーマン神霊精霊直接交信し、その意思三人称で語る。シャーマン自身個人的意志がある。 見者型 - 神霊の姿が見え或いは声が聞こえる。神霊意思三人称で語る。 日本場合、これらのうち複数役割1人兼ねている場合が多いとされる。また若い頃は「霊媒であったが、年を重ねるにつれて予言者」→「見者」へと変わっていったと述懐する例が多い。 人がシャーマン認められる過程はいくつかの種類がある。社会によっても異なる。 召命型 - ある日突然心身異状巫病)として現れ神霊によって選ばれたものと見なされる選ばれようと願っていてもなれるものではないが、選ばれてしまったら本人意志拒絶することも困難。沖縄県周辺の「ウマレユタ」など。 世襲型 - 血統により選ばれる霊的資質人格継承される考えられる沖縄県周辺ノロなど。 修行型 - 身体的理由(特に盲目)や経済的事情等からシャーマンになるための修行学習を積む。沖縄県周辺の「ナライユタ」、日本の東北の「イタコ」など。 憑依する主体にもいくつかの種類があるとされている。 死口しにくち)、仏口(ほとけくち)新口(しんくち)、新ホトケ 古口(ふるくち)、古ボトケ 生口いきくち神口かみくちアブラハムの宗教における預言者も、神や天使などが憑依すると考えれば一種シャーマン予言者型)と見ることもできる。だが強い倫理観に基づき、神の意思として当時の社会批判している点で特異である。[独自研究?]

※この「シャーマンの種類」の解説は、「シャーマニズム」の解説の一部です。
「シャーマンの種類」を含む「シャーマニズム」の記事については、「シャーマニズム」の概要を参照ください。

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