シャングリア【シャングリア】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第3969号 |
登録年月日 | 1994年 3月 14日 | |
農林水産植物の種類 | オンシジウム | |
登録品種の名称及びその読み | シャングリア よみ:シャングリア |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 3月 15日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社バイオ・ユー | |
品種登録者の住所 | 香川県善通寺市櫛梨町594番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 氏家正徳 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「Burgeffianum」に「ジャバ ミユキ」を交配して育成されたものであり,花は明黄緑の地色に暗黄の斑が入り,リップはいちょう形で明緑黄の鉢物向きの小型種である。 株の大きさは小,草姿は斜上である。ぎ球茎の有無は明瞭,正面の形は円形,平面の形は長楕円形,溝の有無は有,高さは26~50㎜,長兄は40~60㎜である。葉の正面の形は広線形,横断面の形はⅢ型,向きは斜上,下垂性は弱,長さ及び幅は中,色は緑,全葉数は6,上位葉数は3である。花序の型は複総状,花序の分枝回数は 1回,無限花序の性質は無,花序の長さ,幅及び長さは中,花数はかなり多,花茎の抽出方向は斜上,強さは強である。花型は平,距の有無は無,花の横径及び縦径は小である。ドーサル及びラテラル・セパル正面の形は長楕円形状披針形,先端の形は鈍形,ねじ れは無,長さはかなり短,幅は狭,ペタル正面の形は長方形,先端の形は切形,ねじれは無,周縁の波打ちは有,リップ正面の形は 型,先端の形はいちょう形,側裂片の大きさはかなり小,長さはやや短,幅はやや狭である。セパル及びペタルの色は地 色及び裏面が明黄緑(JHS カラーチャート3104),斑の色は暗黄(同2514),斑の型 は虎斑,リップの色は地色が明緑黄(同2705),斑の色は暗黄(同2514),斑の型はぼた斑,裏面は浅緑黄(同2703)である。花の香りは無,開花期は夏,開花期間は中である。 「アロハ イワナガ」と比較して,ぎ球茎の形が円形であること,ぎ球茎の長さが短いこと,花序の長さが短いこと,ドーサル及びラテラル・セパル先端の形が鈍形で あること,セパル及びペタルの地色が明黄緑であること,リップの斑の色が暗黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(香川県善通寺市)において,「Burgeffianum」に「ジャバ ミユキ」を昭和61年に交配し,平成元年に開花した実生の中から選抜し,以後,増殖を行いながらその特性を確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「シャンデリア」であった。 |
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