シネプレックス (日本の企業)とは? わかりやすく解説

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シネプレックス (日本の企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/26 22:43 UTC 版)

シネプレックス株式会社
Cineplex inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
102-8313
東京都千代田区富士見一丁目8番19号
角川第3本社ビル 5階
設立 1996年(平成8年)12月6日[1]
業種 サービス業
事業内容 映画興行、軽飲食・映画関連商品販売、商品化権管理
代表者 武藤芳彦
資本金 1億円
主要株主 ユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングス株式会社
関係する人物 北尾知道(角川映画代表取締役専務)
外部リンク https://www.unitedcinemas.jp/index.html
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シネプレックス株式会社Cineplex inc.)とは、シネマコンプレックスの「シネプレックス」や単館系映画を上映するミニシアター「ガーデンシネマ」を運営していた会社である。

角川書店の子会社であったが、2013年3月29日ユナイテッド・シネマの親会社であるユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングスに譲渡され[1]、同年6月1日にユナイテッド・シネマ株式会社に合併し消滅した[2][3]

概要

1996年12月6日映画興行・制作・商品化権管理を目的とした日本ヘラルド映画株式会社の子会社・ヘラルド・エンタープライズ株式会社として設立。

2007年3月1日に親会社の商号が角川映画となり「ヘラルド」が無くなったのと合わせて商号を角川シネプレックス(かどかわシネプレックス)に変更。2013年3月29日にユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングスに譲渡されたことにより、社名から「角川」が無くなり消滅した。

沿革

  • 1977年(昭和52年) - 映画興行・制作・商品化権管理を目的として東京都港区新橋に創業。
  • 1993年(平成5年) - 本社を中央区銀座に移転。
  • 1994年(平成6年) - 「恵比寿ガーデンシネマ1・2」を恵比寿ガーデンプレイス内にオープン。
  • 1996年(平成8年)12月6日 - 法人設立[1]
  • 1997年(平成9年) - ヘラルド・エンタープライズ株式会社が興行事業を開始。「梅田ガーデンシネマ1・2」を梅田スカイビル内にオープン。
  • 1999年(平成11年) - シネマコンプレックス1号店として「シネプレックス平塚」をオープン。
  • 2000年(平成12年) - 北日本ヘラルド興業株式会社[4]を吸収合併。「シネプレックスつくば」、「シネプレックス小倉」の計2店舗をオープン。
  • 2002年(平成14年) - 「シネプレックス幕張」、「シネプレックス旭川」の計2店舗をオープン。
  • 2004年(平成16年) - 「シネプレックスわかば」、「シネプレックス熊本」2店舗をオープン。
  • 2005年(平成17年) - 本社を千代田区平河町に移転。角川グループホールディングスの傘下に入る。
  • 2006年(平成18年) - 「シネプレックス幸手」、「シネプレックス水戸」、「シネプレックス枚方」、「新宿ガーデンシネマ」の計4店舗をオープン。
  • 2007年(平成19年)3月1日 - 社名を「角川シネプレックス株式会社」に変更。「シネプレックス岡崎」をオープン。
  • 2008年(平成20年) - 「新宿ガーデンシネマ」の名称を「角川シネマ新宿」に変更。
  • 2011年(平成23年)
    • 1月 - 角川映画が角川書店に吸収合併されるのに伴い、角川書店の子会社となる。「恵比寿ガーデンシネマ1・2」閉館。
    • 2月 - シネカノン有楽町1丁目跡に「角川シネマ有楽町」を開館。
  • 2013年(平成25年)
    • 3月29日 - ユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングスに譲渡し、社名を「シネプレックス株式会社」に変更。「角川シネマ新宿」、「角川シネマ有楽町」のみ角川書店の直営として残る。
    • 6月1日 - ユナイテッド・シネマ株式会社と合併し消滅。

映画館

現存する「シネプレックス」についてはローソン・ユナイテッドシネマを参照のこと。

閉館した映画館

譲渡した映画館

角川シネマ有楽町がある読売会館

以下の2館は、角川シネプレックスがユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングス傘下となった際に、角川書店(現:KADOKAWA)直営となった。

旧「新宿文化シネマ」の跡地に2006年12月9日「新宿ガーデンシネマ」としてオープン。2008年6月14日に「角川シネマ新宿」に改称。
2018年7月、アニメ専門シアターへとリニューアルすると同時に現館名に改称。スクリーン2を廃止し1スクリーン化したが、わずか5年後の2023年8月24日を持って営業終了[5]。跡地は同年11月16日よりキノフィルムズに譲渡され「kino cinéma 新宿」となった[6]

旧「シネカノン有楽町1丁目」の跡地に2011年2月19日オープン。全席指定・各回入替制を導入している。

関連会社

脚注

  1. ^ a b c 角川グループホールディングスとユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングスとの戦略的業務提携等に関するお知らせ” (PDF). 角川グループホールディングス (2013年2月28日). 2013年2月28日閲覧。
  2. ^ シネプレックス株式会社との合併に関するお知らせ” (pdf). ユナイテッド・シネマ株式会社 (2013年4月). 2012年6月22日閲覧。
  3. ^ 合併完了に関するお知らせ” (pdf). ユナイテッド・シネマ株式会社 (2013年6月). 2012年6月22日閲覧。
  4. ^ 北海道苫小牧市にあった映画館「苫小牧日劇」(2005年4月22日閉館)などを経営していた企業。
  5. ^ EJアニメシアター新宿(旧 角川シネマ新宿)閉館のお知らせ”. KADOKAWA. 2023年7月20日閲覧。
  6. ^ kino cinéma 新宿(キノシネマ新宿)”. 木下グループ. 2023年10月7日閲覧。

外部リンク




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