サンデーショック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 07:10 UTC 版)
サンデーショックは、東京都や神奈川県の主に私立中学入試における用語。両都県における私立中学校一般入試の開始日である2月1日が日曜日に重なった年に限り、一部のミッションスクールが、例年2月1日に実施する入学試験を別日に変更する[1][2][3][4]ことと、それに伴い例年と併願受験のスケジュール等が変わり、一部の受験生に影響が出る事象を指す[2][3]。2月2日や2月3日が日曜日と重なった場合も類似の影響が発生し[5]、これをプチサンデーショックと呼ぶ場合もある[6][7][注釈 1]。
注釈
- ^ ミニサンデーショックとも。なお、サンデーショック・プチ(ミニ)サンデーショックともに、語彙としては全くの和製外来語である。
- ^ B日程(=第2回)入試。
- ^ 例示した学校が全てではなく、また一部の共学校でも変更は発生する。また、例示した学校に関しても、将来にわたりこのような入試日の移動を行う確証はないことに注意されたい。
- ^ ここでは東京都・神奈川県の、女子が受験可能な2月2日入試校のうち、日能研[1]および四谷大塚[2]調査の80%合格偏差値一覧における上位校をサンプルとして抽出した。ただし2日午後に入試を実施する学校はサンデーショックの有無に関係なく併願受験が可能なため除外した。共学校に関しては、女子受験生のみの数値である。
- ^ 2014年のみ通常の入試日の2月2日が日曜日であったため、3日に入試日を変更した。
参照
- ^ “2015年首都圏中学入試状況_ポイント6_2月1日の入試状況”. 四谷大塚、9頁. 2017年10月12日閲覧。
- ^ a b c d e “中学受験 女子御三家の併願、思わぬ落とし穴 女子御三家を併願できる6年に1度の「サンデーショック」が2015年2月にやって来る・・・が要注意!”. 日経DUAL (2014年12月2日). 2017年10月12日閲覧。
- ^ a b c d “今年の中学受験、人気だった学校はどこ? 2015年度速報 「桜蔭と女子学院の受験生が昨年より増えた理由」”. 日経DUAL (2015年2月13日). 2017年10月12日閲覧。
- ^ a b c “緊急分析 2014年度首都圏中学入試の動向”. さぴあ(SAPIX小学部). 2017年10月16日閲覧。
- ^ a b c d “福田貴一の四つ葉cafe_『サンデーショック!』”. 早稲田アカデミー (2012年11月16日). 2017年10月14日閲覧。
- ^ “【2014重大ニュース:中学受験】プチサンデーショック、塾別合格実績など”. リセマム (2014年12月25日). 2017年10月12日閲覧。
- ^ a b “プチサンデーショックとは?2020年度入試倍率予想【中学受験】”. ベネッセ教育情報サイト (2019年11月28日). 2020年5月7日閲覧。
- ^ “入学試験の日 もしも地震や大雪に見舞われたら・・・”. 東京私学ドットコム中学校版(一般社団法人東京私立中学高等学校協会オフィシャル情報サイト). 2017年10月12日閲覧。
- ^ “併願校を決めるときの注意点。「サンデーショック」や試験会場、入学金納付期限など”. 中学受験情報局『かしこい塾の使い方』. 2020年8月26日閲覧。
- ^ a b c d “2015年首都圏中学入試状況_サンデーショックの影響→2月1日”. 四谷大塚、12頁. 2017年10月12日閲覧。
- ^ a b c d “2015年首都圏中学入試状況_サンデーショックの影響→2月2日”. 四谷大塚、15頁. 2017年10月12日閲覧。
- ^ a b “入試倍率情報 2017年 R4順一覧 【東京都/女子校】”. 日能研. 2017年10月14日閲覧。
- ^ “入試倍率情報 2017年 R4順一覧 【東京都/共学校】”. 日能研. 2017年10月16日閲覧。
- ^ “入試倍率情報 2017年 R4順一覧 【神奈川/女子校】”. 日能研. 2017年10月16日閲覧。
- ^ “入試倍率情報 2017年 R4順一覧 【神奈川/共学校】”. 日能研. 2017年10月16日閲覧。
- ^ “主要校の2014年度入試結果DATA一覧_共学・別学校”. SAPIX小学部. 2017年10月16日閲覧。
- ^ “2015年首都圏中学入試状況_ポイント7_2月2日の入試状況”. 四谷大塚、13頁. 2017年10月16日閲覧。
- 1 サンデーショックとは
- 2 サンデーショックの概要
- 3 高校入試での「サンデーショック」
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