サレヤ【サレヤ】(草花類)
登録番号 | 第6354号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | サレヤ よみ:サレヤ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ラ ビレッタ有限会社 | |
品種登録者の住所 | イタリア共和国 18038 サンレモ ピアッツァ コロンボ 4 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | マッシモ バラッタ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「バリボン」に「ドミノ」を交配して育成されたものであり,花は浅緑黄の地色に濃ピンク色の条及び覆輪が入る垂咲きで,かなり大輪の切り花向き品種である。 草姿は中間,開花時草丈は高,節数は中である。茎の長径は太,硬さは中,折れの難易は難,茎の色は灰緑,ろう質の有無は多,立茎数は中,1茎の側芽及び側枝数は中,側枝の着生位置は主に中上部,節間長は中,最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は巻く,最大葉長はかなり長,葉幅は狭,葉色は濃緑,ろう質は中である。つぼみの形は球形,大きさはやや大,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は垂咲き,花径はかなり大,表面の地色は浅緑黄(JHS カラーチャート2904),複色模様色は濃ピンク(同 0113),裏面の花色は浅緑黄(同2904),色彩模様は条及び覆輪,複色割合はやや多,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さはやや浅,数は少,花弁の長さはやや長,幅はやや広,数は極多,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,がくの形は鐘形,がく筒の色は緑,がくの太さは太,長さはやや長,花の香りは弱である。開花習性は四季咲き,早晩性は中生,がく割れの難易性は難である。 「ツンドラ」と比較して,折れの難易が難であること,葉のろう質が少ないこと,花弁数が多いこと等で,「ロレット」と比較して,葉のろう質が少ないこと,花弁鋸歯の深さが深いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1990年に育成者が出願者の農場(イタリア共和国)において,「バリボン」に「ドミノ」を交配し,翌年選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1993年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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