サリチルアミドとは? わかりやすく解説

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サリチルアミド

分子式C7H7NO2
その他の名称サミド、アケット、オラミド、サラミド、シダール、パニタール、アルギアミダ、サリチルアミド、Acket、Cidal、Samid、Oramid、Salamid、Panithal、Algiamida、Salicylamide、2-Hydroxybenzamide、o-Hydroxybenzamide
体系名:o-ヒドロキシベンズアミド、2-ヒドロキシベンズアミド


サリチルアミド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 16:24 UTC 版)

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サリチルアミド
IUPAC命名法による物質名
薬物動態データ
排泄 腎臓
識別
CAS番号
65-45-2
ATCコード N02BA05 (WHO) N02BA55 (WHO)
PubChem CID: 5147
化学的データ
化学式 C7H7NO2
分子量 137.136 g/mol
物理的データ
水への溶解量 Soluble in hot water, ether, alcohol, and chloroform. mg/mL (20 °C)
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サリチルアミド: Salicylamide)は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の一種。CAS登録番号は65-45-2。2-ヒドロキシベンズアミドとも呼ばれる。神経痛筋肉痛関節リウマチ痛み炎症を緩和する効能がある。また、本薬はより一般的な NSAIDs であるエテンザミドの活性代謝物でもある(ただし、同薬のプロドラッグというわけではない)。

作用機序

プロスタグランジン生合成酵素であるシクロオキシゲナーゼ阻害作用により、アスピリンに類似した消炎・鎮痛および解熱作用を持つ。一般用医薬品に配合されるが、現在では使われることはまれである。小児のインフルエンザ患者およびアスピリン喘息の既往歴のある患者への投与は原則として禁忌である[1]。まれに消化性潰瘍などの副作用が生じることがある。

関連項目

脚注




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