イブプロキサムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 化学物質辞書 > イブプロキサムの意味・解説 

イブプロキサム

分子式C13H19NO2
その他の名称イブプロキサム、Ibuproxam、N-Hydroxy-α-methyl-4-isobutylbenzeneacetamide、イブドロス、G-277、Ibudros
体系名:2-(4-イソブチルフェニル)プロパンヒドロキシム酸、N-ヒドロキシ-α-メチル-4-イソブチルベンゼンアセトアミド


イブプロキサム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 23:00 UTC 版)

イブプロキサム
IUPAC命名法による物質名
データベースID
ATCコード M01AE13 (WHO)
PubChem CID: 68704
DrugBank DB08955 
ChemSpider 61955 
UNII O3LD16O96Z 
KEGG D07268  
ChEBI CHEBI:76160 
ChEMBL CHEMBL292707
化学的データ
化学式
C13H19NO2
分子量 221.29546 g/mol
テンプレートを表示

イブプロキサム(Ibuproxam)とは、非ステロイド性抗炎症薬の1種であるイブプロフェンヒドロキサム酸にした有機化合物である。なお、CAS登録番号は53648-05-8である。

構造・製法

イブプロキサムの分子式はC13H19NO2[1][2][3][4]、分子量は221.1416 (Da)[1]、モル質量は221.29546 (g/mol)である[2]。イブプロフェンはカルボン酸だが、このカルボキシ基をアミドにし、さらにヒドロキサム酸にしたものがイブプロキサムである。したがって、イブプロキサムのベンジル位の炭素のうちの片方はキラル中心であり、1対の鏡像異性体が存在する。

性質

イブプロキサムは常温常圧で固体である[3]。また、ヒトにおいて生理活性を持っており、非ステロイド性抗炎症薬の1種として利用できる[3][5]。そして、実際に消炎鎮痛薬として使用される場合がある[4]

出典

  1. ^ a b イブプロキサム (DRUG:D07268)
  2. ^ a b Ibuproxam (CID=68704)
  3. ^ a b c Ibuproxam (DB08955)
  4. ^ a b CHEBI:76160 - ibuproxam
  5. ^ IbuproamWHO


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イブプロキサム」の関連用語

イブプロキサムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イブプロキサムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイブプロキサム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS