塩化スキサメトニウム
分子式: | C14H30N2O4 2Cl |
その他の名称: | リステノン、アネクチン、スクシニルコリンクロリド、スコリン、パントラックス、ミオプレギン、Suxamethonium chloride、Suxamethonium dichloride、Succinylcholine dichloride、Succinylcholine chloride、Scoline、Pantolax、Myoplegine、Lysthenone、Lysthenon、Anectine、スキサメトニウムクロリド、スキサメトニウムジクロリド、スクシニルコリンジクロリド、サクシン、塩化スキサメトニウム、Succin、サクシニルコリンクロライド |
体系名: | 2,2'-[(1,4-ジオキソ-1,4-ブタン-ジイル)ビス(オキシ)]ビス(N,N,N-トリメチルエタンアミニウム)・2クロリド、2,2'-[(1,4-ジオキソ-1,4-ブタンジイル)ビス(オキシ)]ビス[N,N,N-トリメチルエタンアミニウム]・ジクロリド |
スキサメトニウム
(サクシン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 07:04 UTC 版)
スキサメトニウム(英:suxamethonium)とは筋弛緩薬の1つ。四級アンモニウム化合物の一つで、医薬品としては塩化物の塩化スキサメトニウム(Suxamethonium chloride)として市販されている。サクシニルコリン(Succinylcholine)の名でも知られる。ツボクラリンの構造をヒントに開発された。悪性高熱症のリスクはあるものの、現存の筋弛緩薬では効果発現時間と持続時間共に最短であり、全身麻酔時の迅速導入に適する。
- ^ 「スクシニルコリン」 - J-GLOBAL
- ^ 脳電気ショックの恐怖再び 水野昭夫 現代書館 2007年 ISBN 9784768469507 p34
- ^ 資料3 犬ねこの引取りや殺処分等 - 環境省
- ^ a b “スキサメトニウム注射剤の安定供給について”. 公益社団法人日本麻酔科学会. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “スキサメトニウム注射剤の安定供給について|公益社団法人 日本麻酔科学会”. anesth.or.jp. 2023年1月16日閲覧。
- ^ “【周知】スキサメトニウム製造再開承認に際して|公益社団法人 日本麻酔科学会”. anesth.or.jp. 2023年5月18日閲覧。
- ^ 詳しい経緯は健康保険鳴門病院 誤投薬事故調査報告書 (PDF) を参照のこと (リンク切れ)
- ^ 「サクシン注射液」から「スキサメトニウム注」への販売名変更のお知らせ (PDF) 、アステラス製薬、2009年7月、2016年4月6日閲覧
- 1 スキサメトニウムとは
- 2 スキサメトニウムの概要
- 3 副作用
- 4 脚注
- サクシンのページへのリンク