サウル・メンデクス・ブロス・モンゴーラ三世
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ゴーラ帝国第百三十代皇帝にして、ゴーラ帝国最後の皇帝。先帝の三番目の皇子として生まれ、7歳のときに即位して以来、ユラニアの首都アルセイス郊外の小都市バルヴィナにて軟禁生活を余儀なくされた。十人近くの兄弟がいたものの、いずれも30歳以前に夭折し、また彼自身の四人の子も幼い頃に死亡しており、彼の死とともにゴーラ皇帝家の血筋は途絶え、滅亡することとなった。それら、彼の血縁の死にはユラニア大公オル・カンの意志が働いていたと噂されている。事実上、ユラニア大公の傀儡として不遇の生涯を送ってきたが、第一次ケイロニア-ユラニア戦役の際には、グインの招請に応じてアルセイスへ赴き、ケイロニアとユラニアの和議の成立に大きな役割を担うこととなった。第二次ケイロニア-ユラニア戦役の直前に老衰で死亡した。後にグラチウスがその姿と名を騙って怪異を起こし、イシュトヴァーンをゴーラの王位に就けることとなった。
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