サイバーエージェントによる経営参入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 07:11 UTC 版)
「FC町田ゼルビア」の記事における「サイバーエージェントによる経営参入」の解説
2018年10月1日に東京都渋谷区に本社を置き、過去には東京ヴェルディの運営にも携わったサイバーエージェントが、町田の運営会社・株式会社ゼルビア株の8割を約11億円で買収し、経営権を取得した事が発表された。この決定については、J1を目指す上で選手・監督にとってスタンダードな環境でトレーニングに打ち込めることが喫緊の課題であり、より地域の人々が誇れる、夢を持てるクラブになる為には改革が必要だという結論に至った為だと説明している。サイバーエージェント社長の藤田晋は会見にて「インターネットメディアやコンテンツを活用して、町田のビッグクラブへの成長をサポートしていきたい」とコメントした。 2019年3月7日からは、“ゼルビア応援プロジェクト”としてAbemaTVで、サッカーリアリティーショー『FC町田ゼルビアをつくろう~ゼルつく~』が開始した。 2019年10月11日に開催されたサポーターミーティングの場で、オーナー(サイバーエージェント社長)の藤田晋が、クラブ名を「FC町田トウキョウ」に改名し、エンブレム・マスコットも変更する方針であることを発表した。クラブ名称変更の理由として、藤田は「選手の獲得やブランディングに様々な利点があるので”トウキョウ”は外せない」「ゼルビアという名前は意外と覚えづらい」との理由を示している。なお、「ゼルビア」の名称は運営会社の名称として残す予定であるという。ただ、このサポーターミーティングの場で反発が相次いだこともあり、藤田オーナーが改名等について「いったん保留します」と表明、翌日更新した自らのブログでも同じ内容を説明した。その後、公式サイトにて、「ゼルビアを無くす名称変更に強い反発があったことが世の中に知れ渡ったことは、クラブに新たな歴史を刻んだと思います。」としたうえで「『町田』を軸にチーム名に『東京』を入れ『ゼルビア』を残すことで良い着地が目指せるのではと考えています。」と、双方の意見を取り入れる方針と発表した。
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