コンピュータ導入以降(1986-)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/29 23:28 UTC 版)
「御坊市立図書館」の記事における「コンピュータ導入以降(1986-)」の解説
1986年(昭和61年)、公民館と併設の新図書館の建設が薗378番地の1(3代目館舎のあった地点)で始まり、1987年(昭和62年)6月に新装開館となった。新館は当時まだ珍しかったコンピュータを導入し、新しい運営方針も定め、市民サービスを重視した。2002年(平成14年)12月28日から翌2003年(平成15年)1月31日まで、蔵書点検と図書館の機器入れ替えを兼ねて長期休館した。長期休館明けの2003年(平成15年)2月12日、和歌山県内の図書館の蔵書情報を一括検索できる「和歌山地域コンソーシアム図書館」に参加した。同年8月26日から8月30日まで、御坊市歴史民俗資料館が保有する妖怪「烏天狗」のミイラを図書館で公開した。 2003年(平成15年)度より貸出可能冊数を4冊から5冊に増やしたところ貸出冊数の増加に成功し、2005年(平成17年)度の貸出点数は過去最多の154,000点を記録した。同年度の貸出最多図書は一般書が綿矢りさ『蹴りたい背中』、児童書が『ミッケ!2』であった。2011年(平成23年)1月16日、図書返却ポストに「仮面ライダー」を名乗る人物から「交通遺児のために」というメッセージとともに現金118,000円が入れられているのを出勤してきた図書館職員が発見した。当時、「タイガーマスク運動」が日本中で広がっており、これもその1つと見られた。2018年(平成30年)11月18日、若者の来館を促進しようとビブリオバトルを初めて開催した。これは教育・文化週間の関連行事の一環でもある。
※この「コンピュータ導入以降(1986-)」の解説は、「御坊市立図書館」の解説の一部です。
「コンピュータ導入以降(1986-)」を含む「御坊市立図書館」の記事については、「御坊市立図書館」の概要を参照ください。
- コンピュータ導入以降のページへのリンク