コンピュータとプロの棋力差
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 10:03 UTC 版)
「棋士 (将棋)」の記事における「コンピュータとプロの棋力差」の解説
詳細は「コンピュータ将棋#コンピュータ対人間」を参照 コンピュータ将棋は2013年以降プロ棋士相手に9割を超える勝率を誇っている。橋本崇載は飯田弘之らが開発したTACOSと2005年に、渡辺明(当時竜王)は保木邦仁が開発したBonanzaと2007年にそれぞれ対戦し、いずれも接戦ではあったがプロ棋士側が勝利した。そして2013年にはプロ棋士5人と第22回世界コンピュータ将棋選手権において優秀な成績を残した5つのソフトが団体戦を戦う第2回将棋電王戦が開催され、その第2局に登場した佐藤慎一四段がponanzaと対戦し、現役プロ棋士としては初の敗北を喫した。そして最終第5局ではA級棋士である三浦弘行八段が選手権1位であったGPS将棋に敗北し話題となった。この第2回将棋電王戦はプロ棋士側の1勝3敗1分であった。 それ以前の対局では、厳密な意味でのプロ棋士ではないものの、広義の棋士が公式戦でコンピュータ相手に敗れた例は存在する。女流棋士の清水市代は2010年にあから2010(4つのソフトの多数決方式)に敗れている。また、プロ引退後の米長邦雄永世棋聖も2012年1月に(第1回)将棋電王戦としてボンクラーズと対戦、中盤のミスでコンピュータに敗れている。
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