コントローラタイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 01:34 UTC 版)
SH-1 (SH7032/7034 - 動作周波数20MHz) 1992年に最初に出たSHシリーズで、他社の組み込み系マイコンチップが16ビットCISCに留まる中、いち早く32ビットRISCマイコンとして製品化された。 SH-2 (SH7604 - 動作周波数28.7MHz) 104MIPS/80MHz 1994年にSH-1の後継品種として、当初から家庭用ゲーム機のメガドライブの拡張機器であるスーパー32Xやセガサターンに搭載することを想定して製品化された(セガサターン搭載品番はHD6417095)。そのため32ビット乗算回路の搭載や当時出たばかりのシンクロナスDRAMインタフェースなどを新規搭載した。セガサターン用ではない一般用の型番は,HD6417604。 SH-DSP (SH7410 - 動作周波数60MHz) SH-2をベースに独立したDSPデータパスを追加し、乗算命令など信号処理性能を強化したシリーズ。1996年開発、翌年6月出荷。 SH2-DSP SH-2A (SH7206 (No Fpu)- Dhrystone 480MIPS/200MHz)(SH7262 (with fpu) 345MIPS/144MHz) SH-2をベースに最大2命令/1クロックにスーパースカラ方式を導入して高速化。命令長が32ビットのものが追加されている。割り込み時のレジスタ退避をHW化することによってリアルタイム性向上。 SH-2A DUAL (SH7205 - 動作周波数200MHz、SH7265 - 動作周波数200MHz) SH-2Aをデュアルコア化したもので、2007年7月よりサンプル出荷開始。AMP (Asymmetric Multiprocessing) を採用し、コアごとに別のOSを動かせる。SH7205は民生・産業向け、SH7265は車載・マルチメディア機器向け。
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