コカ・コーラ ゼロ
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コカ・コーラ ゼロは、ザ コカ・コーラ カンパニーが販売している炭酸飲料。2005年6月、アメリカ合衆国にて販売開始。日本では2007年6月に発売され、現在51か国にて販売されている。日本では280ml/350ml/500ml缶・350ml/500ml/1.5L/2LPETで販売され、地域によっては300mlボトル缶や242mlリターナブル瓶でも販売されている。なお、アメリカでは2017年8月に販売が停止され、欧州や中南米で販売されていたコカ・コーラ ゼロシュガーへの切り替えが行われた[1]。
特徴
若者をターゲットに、赤いコカ・コーラの“味”、ダイエットコカ・コーラの“カロリーゼロ”という特徴の両方を兼ね備えた商品として発売された。販売されている国によって、パッケージデザインが異なることがあるが、メインターゲット及び味設計は基本的に同じである。
日本では2007年4月発売のノーカロリー コカ・コーラが女性向け、6月発売のコカ・コーラゼロが男性向けのゼロカロリーコーラとして売り出された。[2]ノーカロリーコカ・コーラに比べ、コカ・コーラゼロは甘さが抑えられ、炭酸ガス圧が強めに設定されている
2010年4月には糖分・香料・保存料(安息香酸ナトリウム)ゼロに加え、カフェインフリーも実現した「コカ・コーラ ゼロフリー」を新たに発売した。[3]こちらは金のラベルを採用している。
日本での沿革
- 2007年6月4日 - 販売開始[2]
- 2008年
- 6月2日 - コンビニエンスストア・自動販売機向けに、移動中の飲み易さを追求した「グリップボトル」を導入。
- 10月6日 - 「007/慰めの報酬」とのタイアップキャンペーンを開始。350ml缶と500mlグリップボトルの限定デザイン品を発売。
- 2009年2月9日 - リニューアル発売。コカ・コーラのロゴは白地から「コカ・コーラレッド」に変更すると共に、保存料をゼロ化。また、350ml缶はJリーグとのオフィシャルスポンサー契約を活用し、Jリーグデザイン缶とした(ウエスト社は管轄内8チーム・南九州社は管轄内2チームのデザイン缶)。
- 2010年
- 2017年3月6日 - 「コカ・コーラ」と同時にパッケージリニューアル。ベースカラーであるブラックはそのままだが、ペットボトルのラベルや缶のパッケージにブランドシンボルである「レッドディスク」を新たにデザインした。また、「コカ・コーラ ゼロフリー」はベースカラーをゴールドに変更する(ラベルには「コカ・コーラ ゼロ」同様に「レッドディスク」もデザインされる)パッケージリニューアルと同時に、商品名を「コカ・コーラ ゼロカフェイン」に変更した[4]。
日本での広告活動
日本では“ゼロ侍”なるキャラクターを採用。扮装は侍なのだが、ちょんまげに見立ててコカ・コーラゼロの500mlのペットボトルを頭に乗せている。「躊躇わない男の象徴=侍を起用し、決断力のあるシャープな男を象徴」としている。
日本での発売より1年後、カーディーラーのHONDAを中心にサンプリングを行った。また、2007年 - 2016年は鈴鹿8時間耐久ロードレースの冠タイトル[注 1]となっていた。
2008年10月、映画「007」の新作「慰めの報酬」とタイアップし、プレゼントプロモーションをはじめ、コカ・コーラゼロのデザインパッケージを販売することを発表した。
2009年2月、製品のリニューアルに合わせ、Jリーグとの協同プロモーションを展開。このプロモーションからPET製品に関してはキャップ裏にピンコードを印字し始めた(缶製品は従来通りシール)。
2012年はFUZZY CONTROLの「Born to Be Wild」(ステッペンウルフのカバー)をCM曲に起用。スカパー!とのコラボCMではJリーグサポーターの応援風景を使用。
脚注
注釈
出典
- ^ 「コカ・コーラ ゼロ」、米で販売打ち切り「ゼロシュガー」投入 AFP(2017年7月27日)2017年12月15日閲覧
- ^ a b 日本コカ・コーラ株式会社 ニュースリリース2007年6月4日
- ^ a b 日本コカ・コーラ株式会社 ニュースリリース2010年4月19日
- ^ 『「コカ・コーラ」ブランド3製品がパッケージを一新!3月6日(月)から全国で新発売』(プレスリリース)日本コカ・コーラ株式会社、2017年2月1日 。2017年3月6日閲覧。
外部リンク
コカ・コーラ ゼロ
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「コカ・コーラ ゼロ」の記事における「コカ・コーラ ゼロ」の解説
実際のカロリーは海外向け製品のラベルには明記されている。その数値は100mlあたり0.27~0.5kcal、250mlあたり0.5~1kcalと表記されており、国によって異なる。
※この「コカ・コーラ ゼロ」の解説は、「コカ・コーラ ゼロ」の解説の一部です。
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「コカ・コーラ ゼロ」の例文・使い方・用例・文例
- 次郎はコカ・コーラが飲みたいと思っている。
- コカ・コーラは清涼飲料水ではいつも最有力会社だ。
- コカ・コーラの広告は世界中で見られる。
- ハウス食品や日本コカ・コーラも,工場を建設したり,効率を上げるために生産拠点を統合したりしている。
- この自販機はコカ・コーラウエストジャパンによって設置された。
- がんの子供を守る会の九州北支部がコカ・コーラウエストジャパンに支援を要請した。
- 新規参入企業はコカ・コーラとペプシが優位を占めているコーラ飲料市場のシェアを獲得しようとしている。
- 彼の遺産の取り分はゼロだった
- 彼は先月収入がゼロだった
- ゼロ成長
- ゼロサムゲーム
- 関数が条件が真の場合にゼロの値を返す
- ゼロ・クーポン債
- あなたは今の日本をいわゆるゼロサム社会だと思いますか?
- レイン・アウトはグラウンド・ゼロ付近で起こる。
- その銀行はユーロ圏の市場でゼロクーポン転換社債を発行した。
- 1990 年代後半には多くの企業がゼロプレミアム債を発行した。
- ゼロサム交渉をした結果、取引先との交渉は決裂してしまった。
- ゼロベース思考で新規事業の企画をする。
- その二つの政党が連立政権を樹立する可能性は、ほぼゼロだ。
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