コカ・コーラウエストジャパンとは? わかりやすく解説

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コカ・コーラウエストジャパン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 06:20 UTC 版)

コカ・コーラウエスト > コカ・コーラウエストジャパン
コカ・コーラウエストジャパン株式会社
Coca-Cola West Japan Co., Ltd.
種類 株式会社
略称 CCWJ
本社所在地 日本
812-8650
福岡県福岡市東区箱崎七丁目9番66号
設立 2006年7月1日
業種 食料品
事業内容 コカ・コーラ等清涼飲料水の販売
代表者 代表取締役 原田 忠継
資本金 1億円
決算期 12月
主要株主 コカ・コーラウエストホールディングス株式会社 100%
特記事項:2009年1月1日付で持株会社に吸収合併されて解散。
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コカ・コーラウエストジャパン株式会社Coca-Cola West Japan Co., Ltd.)は、かつて鳥取県島根県岡山県広島県山口県福岡県佐賀県長崎県で事業展開していたコカ・コーラボトラーである。

概要

母体となった旧北九州コカ・コーラボトリングリコーの創業者市村清がつくった会社であることから、リコー三愛グループ「三愛会」の一員であった。

発足時、日本で最初にアンカー(広域)ボトラーとなった企業であり、会社発足時、アンカーボトラー化に伴い、日本コカ・コーラのみならず、米国コカ・コーラ本社も直接出資した。

2005年12月近畿コカ・コーラボトリングと包括的な業務提携契約を結ぶことで合意、2006年7月1日に持株会社化して経営統合、持株会社化した旧社から現業部門が分離されて新社が発足。これにより既に子会社となっていた三笠コカ・コーラボトリングを含め、近畿地方中国地方北九州を管轄する巨大ボトラーとなり、事業規模でもサントリーに次ぐ国内清涼飲料販売第2位となった。

2009年元日付で、近畿、三笠とともに持株会社に吸収合併され(この会社の場合は再統一)解散。「コカ・コーラウエスト株式会社」となった。

沿革

コカ・コーラウエストジャパン広島支店
(元山陽コカ・コーラボトリング本社)
  • 1999年(平成11年)- 北九州コカ・コーラボトリングを存続会社として、山陽コカ・コーラボトリングを合併。(初代)コカ・コーラウエストジャパンへ改称。
  • 2001年(平成13年)- 三笠コカ・コーラボトリングを子会社化する。
  • 2006年(平成18年)7月1日 - 持株会社制に移行し、商号をコカ・コーラウエストホールディングス(CCWH)に変更。事業部門を分割し、新たに(2代目)コカ・コーラウエストジャパンを設立、株式交換で近畿コカ・コーラボトリングを傘下に収め、経営統合する。
  • 2009年(平成21年)1月1日 - 当社と近畿・三笠のボトリング各社をCCWHに吸収合併させ、新生コカ・コーラウエストが発足。

工場

コカ・コーラウエストジャパンプロダクツ株式会社(現・コカ・コーラウエストプロダクツ株式会社)

  • 本郷工場(WHO)- 広島県三原市
    • 山陽コカ・コーラボトリング時代は缶製品専用工場であったが、現在ではPET製品の生産比率が高い。ボトル缶製品のラインも保有。
  • 基山工場(WKI)- 佐賀県三養基郡基山町
    • 缶製品、PET製品、ガラスびん製品の製造が可能な大規模工場。
    • 近年需要が増している小型PETボトル無菌充填ラインが増設された。
    • 他工場のライン集約・統廃合の結果、容器返却可能のレギュラーサイズびん製品は当工場で集中的に生産され、四国や南九州等にも出荷されている。
  • 鳥栖工場(WTO)- 佐賀県鳥栖市
    • 缶製品、レトルト缶製品、ボトル缶製品、小~中型PET製品の他に全国でも珍しい無菌充填缶コーヒーラインを保有し、主にエンブレムブランドのコーヒーを全国に出荷している。

他社の工場・廃止された工場

  • コカ・コーラウエスト大山プロダクツ(WDA)- 鳥取県西伯郡伯耆町
    • 主に西日本に出荷される森の水だよりなどのミネラルウォーター製品を生産している。2016年1月に、コカ・コーラウエストプロダクツと統合。同社の大山工場となった(製造所固有記号に変更はない)。
  • 広島工場(旧山陽コカ・コーラボトリング・廃止)
    • 廃止の際、PET製品製造ラインは本郷工場に移設された。

関連項目


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