コイルスプリング
ばね鋼またはばね用銅線をコイル状に巻いたばねのこと。サスペンション用はすべて圧縮ばねである。コイルスプリングのばね定数や応力は、丸棒の太さ(コイル線径)、巻き径(コイル平均径)、巻き数(有効巻数)だけで決まるので設計が容易である。軽量、コンパクトであり、多くのサスペンション形式やさまざまなレイアウトに対応できることから、乗用車用には圧倒的に多く用いられている。通常の線形コイルばね以外に、荷重たわみ特性を非線形にして、乗車人員や積み荷による車高変化の減少や、操縦安定性、乗り心地の向上をはかる目的で、非線形コイルばねが使われる。非線形コイルばねにはテーパーコイルばね、不等ピッチコイルばね、たる形コイルばねなどがある。
参照 サスペンションスプリング、たる形コイルスプリング、テーパーコイルスプリング、非線形コイルスプリング、不等ピッチコイルスプリング、リーフスプリング巻きばね
(コイル・スプリング から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/18 01:32 UTC 版)
巻きばね(まきばね)、つる巻きばね、またはコイルばねは、エネルギーを蓄えて続いて放出するため、衝撃を吸収するため、あるいは接触している面間の力を維持するために典型的に使用される機械的装置である。らせんの形状へと整形された弾性素材から作られ、荷重がかかっていない時は自然長へと戻る。
- ^ “Street Performance & Racing Spring Rate Tech”. QA1. 2018年4月19日閲覧。
- ^ “How Springs Are Made”. Thomas. 2018年4月19日閲覧。
コイルスプリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 05:09 UTC 版)
コイル状のスプリングをナット側で余ったボルト先端に装着することで、ナットの脱落を防止する。
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