グラスアイオノマーセメントとは? わかりやすく解説

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グラスアイオノマーセメント

虫歯などの治療使われる歯の詰め物のひとつ。他の詰め物比べる硬さがやや劣るがフッ素含まれており、虫歯再発防止する作用があると言われている。

グラスアイオノマーセメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:12 UTC 版)

グラスアイオノマーセメント(glass ionomer cement、以下GIC)とは、歯科医療に用いられる有機セメントの一種で、歯質(エナメル質象牙質)と金属に接着性があり、フッ素徐放性を示す材料である。




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グラスアイオノマーセメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 15:22 UTC 版)

保存修復学」の記事における「グラスアイオノマーセメント」の解説

合着セメントとしても多用されている。またグラスアイオノマーセメントの中にレジン成分混入し、その硬化をグラスアイオノマーの酸・塩基反応レジン重合反応によって行いセメントとしての性能総合的に向上させた新しタイプのものもある。 組成 粉末はフルオロアルミノシリケートガラスの粉砕微粒子である.その主成分3540%のシリカSiO2)と2030%のアルミナAl2O3)であり、これに溶融時のフラックスとして1520%フッ化カルシウムCaF2)、その他のフッ化物リン酸アルミニウム加えられている。これらが加熱融解されてガラスとなり粉末原料とされている。粉未粒子径修復用は45μm程度であるが、合着用は25μm程度とより細かくなっているようである。液はアクリル酸イタコン酸あるいはアクリル酸マレイン酸共重合体アクリル酸2分子と他の酸l分子結合)の50%弱の水溶液酒石酸5%が添加されている。酒石酸は反応緩徐にさせて操作時間延長するとともに硬化に際してはこれをシャープにする作用があり、また物性向上する効果がある。

※この「グラスアイオノマーセメント」の解説は、「保存修復学」の解説の一部です。
「グラスアイオノマーセメント」を含む「保存修復学」の記事については、「保存修復学」の概要を参照ください。

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