クラインフィールド
クラインフィールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 04:33 UTC 版)
「蒼き鋼のアルペジオ」の記事における「クラインフィールド」の解説
強制波動装甲が発する一種のバリアで、一切の兵器による攻撃を無力化する。空間をねじ曲げて受けた攻撃のエネルギーを任意の方向に逸らしてしまう効果を持ち、クラインの壺に例えられる。攻撃全てを無効化しているわけではなくエネルギーを分散・吸収することにより防御するが、徐々にそのエネルギーは装甲に蓄積されてゆき、吸収したエネルギーを艦内でリサイクル利用したり外部に放出するなどして適度に発散しなければやがてフィールドが消失(“霧”達は「臨界に達する」と表現する)してしまい、そうなると人類の兵器でもダメージを受けてしまう。また、発散されたエネルギーは他の艦艇から探知が可能なため、イ401のような潜水艦タイプの“霧”にとっては隠密性が失われる致命的な弱点と成りうる。メンタルモデル単体でも展開でき、応用して足場を作ったり手を触れずに物体を投げ飛ばすことも可能。霧の艦艇はクラインフィールドを利用した重力制御で船体を浮遊させた状態で維持することも可能であるが、その質量を空間に固定するが故に機動力が大幅に低下するという欠点を持つ(ただしアニメでは超戦艦級のみある程度の機動力を確保した状態で、浮遊したまま移動している)。張っている間は周囲に霧が立ち込め、切ると霧が消える描写があり、“霧”が人類側からそう呼ばれる原因でもある。
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