クォーツァー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 03:53 UTC 版)
「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」の記事における「クォーツァー」の解説
「歴史の管理者」を名乗る謎の集団。SOUGOを除き、メンバーはウォズと同じ服装をしている。手下としてカッシーンやダイマジーンも操る。 SOUGOを筆頭に平成ライダーによって紡がれた歴史が歪であると認識し、令和を迎えるにあたって一度平成という時代そのものを消し去ろうとする。そのため、ウォズにソウゴを利用して平成仮面ライダーの力をひとつに集める計画を進めさせた。 後付けの歴史が描かれた逢魔降臨暦は、適当にこしらえた半分フィクションであるため、自分の力で未来を選び取らなければならないというヒロイックなメッセージを落とし込むため、敵として設定された。 逢魔降臨暦の通りに歴史を運行しようとするウォズを引きで見ているという設定のため、劇中のウォズの「私までコスプレしたら観ている人が混乱するからね」やテレビシリーズの「この本によれば…」という台詞は、観客や視聴者に向けた台詞でもあり、クォーツァーにも向けた二重の意味を持つ台詞でもあるという。 常磐 SOUGO(ときわ ソウゴ) / 仮面ライダーバールクス 赤い衣装を着たクォーツァーのリーダー。ウォズが本来の魔王として擁立しようとしていた男でもある。 平成という時代を作り直そうとする。常磐SOUGOを演じたISSAは、役作りとして死神博士を意識している。 カゲン / 仮面ライダーゾンジス クォーツァーのメンバーの一人。凶暴な性格で、忍者軍団やカッシーン軍団を率いてクララの命を狙う。 エンドロール後でゾンジスの姿で生き延びており、3体のカッシーンを率いて新たな時代を作ろうと目論んだが、現れたゼロワンと交戦し、倒される。カゲンを演じたパパイヤは、役作りとして本郷猛をイメージしている。 ジョウゲン / 仮面ライダーザモナス クォーツァーのメンバーの一人。知略に優れる冷静な性格で、クリムの屋敷を襲撃した後、1575年にて長篠の戦いの武田軍の先鋒として加勢し、クララの命を狙う。最初に登場した際の衣装は『仮面ライダーアマゾンズ』の鷹山仁をイメージしている。 Q-YORI、Q-TOMO、Q-KIMI、Q-YEAH、Q-KENZO、Q-DAICHI ウォズ・SOUGO・カゲン・ジョウゲン以外のメンバーたち。ラストでは上記の面々抜きでソウゴたちと対話するシーンがある。 平成の歴史を過小評価しているが、純粋な悪とも言えない一面も見せている。
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