キラリボシ【キラリボシ】(工芸作物)
![]() |
登録番号 | 第11714号 |
登録年月日 | 2004年 3月 3日 | |
農林水産植物の種類 | なたね | |
登録品種の名称及びその読み | キラリボシ よみ:キラリボシ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山守誠、石田正彦、加藤晶子、遠山知子、千葉一美、奥山善直、田野崎真吾、菅原俐、遠藤武男、柴田悖 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「盛系188」に「KARAT」を交配して育成された固定品種であり、育成地(岩手県盛岡市)での成熟期は中、耐倒伏性が強、子実収量は多でエルシン酸を含まない東北南部地域に適する品種である。草型はⅢ型、草丈はやや長、第1次分枝数及び総分枝数は少、葉の欠刻は深、色は緑、葉、茎、さやのアントシアンの有無及び根の肥大は無である。花色は黄、穂長は中、1穂のさや数は多、さやの長さはやや短、花柱の長さ、着きょう密度及び1さやの結実数は中、子実の粒色は黒褐、粒大整否は整である。春まき性程度及び抽だい期は中、開花期はやや晩、成熟期は中、耐倒伏性は強、寒害及び雪害抵抗性はやや強である。子実収量は多、千粒重及び含油率は中、エルシン酸含量は無、グレコシノレート含量は少、菌核病抵抗性はやや強である。「アサカノナタネ」と比較して、第1次分枝数が少ないこと、1さやの結実数が多いこと等で、「キザキノナタネ」と比較して、穂長が短いこと、グレコシノレート含量が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に東北農業試験場(現独立行政法人農業生物系特定技術研究機構、岩手県盛岡市)において、「盛系188」に「KARAT」を交配し、平成元年から3年まで個体選抜、以後、系統選抜を行いながら生産力検定試験、系統適応性試験等を行い、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「キラボシ」であった。 |
- キラリボシのページへのリンク