キエフ (空母)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/16 09:01 UTC 版)
キエフ（Киев）はソビエト海軍とロシア海軍で1975年から1993年まで就役していた重航空巡洋艦[† 1]。キエフ級航空母艦（1143型航空巡洋艦）の1番艦で、1970年から1975年にかけてムィコラーイウのチェルノモルスク造船所（黒海造船所）で建艦された。
- ^ 重航空巡洋艦という名称はソ連/ロシア海軍独自のものであり、"航空母艦"のボスポラス海峡通過を禁止したモントルー条約の制限を回避するための呼称であると同時に、これにはソ連指導部の「航空母艦」に対する反感の回避の意味もある[3]。当時ソビエト政府には「航空母艦は帝国主義の攻撃兵器」であるとしてイデオロギー的な反発が存在した[4]。
- ^ BAe シーハリアーを搭載したイギリス海軍のインヴィンシブル級航空母艦の就役は1980年でそれに先立つ[5]
- ^ Yak-38は垂直離着陸しかできなかった時はペイロード750kgで航続距離は200km未満だったが、短距離離着陸の手法を確立するとペイロード1tで航続距離600km、2tで400kmにまで改善された[15]。
- ^ a b c “Heavy Aircraft-Carrying Cruisers - Project 1143”. russian-ships.info (2013年). 2014年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 『ソ連/ロシア空母建造史』p121
- ^ a b c 『ソ連/ロシア空母建造史』p127
- ^ 『ソ連/ロシア空母建造史』p98
- ^ 『世界の傑作機 No.162』p69
- ^ 『ソ連/ロシア空母建造史』p120
- ^ 『ソ連/ロシア空母建造史』p124
- ^ 『ソ連/ロシア空母建造史』p40
- ^ 『ソ連/ロシア空母建造史』p34,p125
- ^ 『世界の傑作機 No.162』p6
- ^ a b 『世界の傑作機 No.162』p71
- ^ 『ソ連/ロシア空母建造史』p126
- ^ a b Holm, Michael (2013年). “Kiev class”. ww2.dk. 2013年12月6日閲覧。
- ^ 『ソ連/ロシア空母建造史』p128
- ^ 『ソ連/ロシア空母建造史』p92
- ^ 『ソ連/ロシア空母建造史』p35
- ^ 『ソ連/ロシア空母建造史』p129
- ^ Leisure Quest International - About
- ^ “China launches second aircraft carrier after a £9.6m refit... as a luxury hotel”. Daily Mail (2011年8月11日). 2013年12月6日閲覧。
- ^ Branigan, Tania (2011年8月10日). “China launches second aircraft carrier – as luxury hotel”. The Guardian. 2013年12月6日閲覧。
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