ガンとの闘い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 06:19 UTC 版)
「ファラ・フォーセット」の記事における「ガンとの闘い」の解説
2006年10月、肛門癌と診断され、摘出手術を受ける。『チャーリーズ・エンジェル』の初代エンジェル仲間、ジャクリーン・スミスとケイト・ジャクソンも、共に乳ガンを克服しており、フォーセットの闘病をサポートした。 2007年2月2日、60歳の誕生日にAP通信は癌を克服したと伝えた。フォーセットは次のコメントを出した。「今日は私と私の家族にとって、とても幸福な日です。残念ながら病気と闘い続けなければならない方々に、私のニュースが何らかのインスピレーションを与えることができたらと願っています。」 2007年5月、3ヶ月検診において再発を確認。同年9月ライアン・オニールに伴われ幹細胞治療のためにフランクフルト大学病院へ転院するが、合衆国で違法なヒトES細胞を使用することに対する批判を受けることになる。 2009年4月、肝臓へ転移したためカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)付属病院へ入院するが、同病院スタッフが病状をマスコミにリークする事件が発生。その後カリフォルニア州サンタモニカの病院へ転院する。この頃ラリー・キング・ライブに出演。同番組に医療関係者数人が意見を寄せるが、治療が可能であると述べる者は居なかった。 2009年5月15日、NBCテレビにて、日記形式の90分ドキュメンタリー「Farrah's Story」を放送。2年半にわたるガン闘病生活をライアン・オニールがホームビデオ・カメラで撮影し、自身がナレーションを担当した。ファラ自身は本作を「難病患者へ勇気を送るためのもの」と位置づけていたが、この頃には誰もが「ファラは死期が迫っている」ことを知っていた。同番組は放送直前、制作に関わったプロデューサーのクレイグ・ネビアスが、フォーセットの承諾のないままオニールが勝手に内容を編集し直したなどとして訴訟を起こす一幕もあったが、金曜夜の時間帯において過去1年以上(この中にはオリンピック中継も含まれる)で最高の視聴率を挙げ、推定で8900万人が視聴した。また、後にエミー賞にもノミネートされた。
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