カルハリウス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 08:41 UTC 版)
「機動戦士ガンダムF90」の記事における「カルハリウス」の解説
KARCHARIAS メカニックデザインは森木靖泰(ティグリスも同じ)。「カルハリアス」とも呼ばれる。 ランデッガー重工が製作した小型MS規格のハンドメイド機は「RDGシリーズ」と呼ばれるが、出自を知らない連邦軍からはその戦闘スタイルから「噛みつき」と呼ばれる。なお、宙賊には「神憑き」と誤った噂が広まっている。部品はユニバーサル規格の共用品が使用されている。 本機は水中用可変MSで、航行時はMA形態の4つのフィンにさらにフィルム状のフィンを取り付け、推進器を使わずに無音航行するため、ソナーで発見されてもクジラなどの海洋生物と誤認される。戦闘時にはフィルムをパージし、MS形態時(水中格闘戦フォーム)の脚部に当たる部位にある水流ジェットを主推進器として機動する。また、脚部前面に履帯状の「フィン・クローラー」が装備されており、陸上走行も可能なほか、水中での補助推進器としても機能し。敵機の装甲を削り取ることも可能。コックピットは複座型で、後部の乗員はガンナーを担当。MS形態の背部には魚雷2基を搭載、ガンナーによる無線誘導が可能なほか、「噛みつき」の機能をもち、フリージーヤードを突き破ったり、目標に噛み付いた状態で起爆する。前腕部はクチバシ状になっており、展開して6本のクローとなるほか、中央にメガ粒子砲を搭載。MA形態時には分離しての優先誘導も可能。なお、MA形態時の機首(MS形態時の胴体部)にある「眼」のような部分には、MS形態時の頭部と同じカメラ・システムがある。 ラブラドル海域の海中でテストをおこなうF90(2号機)Mタイプに音もなく近付き、急襲して追い詰める。しかし、ヒート・ナイフで右腕を切断され、ホーミング・ピドーで頭部を殴りつけられ、さらに投げたヒート・ナイフにより至近距離でホーミング・ピドーを起爆させられ、パワーダウンのため撤退する。
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