オーストラリアの森林
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 06:53 UTC 版)
「アフターマンの生物一覧」の記事における「オーストラリアの森林」の解説
オーストラリア大陸は約1千万年前(現代から4千万年後)にアジア大陸の東南部と衝突した。しかしアジアとの境界はかつてのヒマラヤより大きな山脈で遮られ、オーストラリアではいまだに有袋類中心の生態系が栄えている。 チュカブー:テイラピテクス・ルフス (Chuckaboo :Thylapithecus rufus ) 収斂進化によってサルと似た姿になった有袋類で、四肢の指と尾はものをつかめるようになっている。袋は左右の脇腹にある。 スロバー:レテオスティウム・コルテペリウム (Slobber :Reteostium cortepellium ) ナマケモノに似た姿の有袋類で、樹の枝やつる植物のつるにぶら下がったまま一生を送る。口から粘性のある唾液を糸状に垂らし、これに貼りついた虫を食べる。目は退化し、耳と髭によって獲物の接近を感知する。全身の体毛の上に、みずからが宿っている植物に寄生しているものと同じ藻類が生えており、めったに身動きしないために周囲と区別できない。 ヒリヒリ:カルノピリウス・オピカウダーツス (Hiri-hiri :Carnophilius ophicaudatus ) タスマニアデビルの子孫で樹上生活に適応しており、長い尾でヘビのように獲物を締め殺す。低い枝から尾を垂らして地上の動物を捕まえることもある。
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