オーストラリアの現代オペラ
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「オペラ・オーストラリア」の記事における「オーストラリアの現代オペラ」の解説
オペラ・オーストラリアは、オーストラリアの現代オペラの発展とその上演に、長期にわたって取り組んできた。1974年以降、オペラ・オーストラリアは、12の新しいオーストラリアのオペラ作品を完全版によって上演し、また、20以上の新作について、様々な舞台でワークショップを開き、議論を深めてきた。以下、新しい作品のうち、カンパニーによって上演されたものの中で主要なものを挙げる。アンネ・ボイド『リトル・マーメイド』(1985年)、ブライアン・ハワード『メタモルフォーシス』(1985年)、リチャード・ミールズ『ヴォス』(1986年)、同じくハワードによる『ウィットサンデイ』(1988年)、ミールズ『マー・デ・グレイス』(1992年)、ラリー・シッツキー『ゴーレム』(1993年)、アラン・ジョン『第8の不思議』(1995年)、リチャード・ミールズ『第17番目の人形の夏』(1999年)、同じくミルーズ『バタヴィア』 (2001年)、ポール・グロバウスキー『セラピーの時代の愛』(オズ・オペラが上演、2002年)、モヤ・ヘンダーソン『リンディ』(2003年)、ジョン・ハドック『マデレーヌ・リー』(2004年)、ブレット・ディーン『至福』(2010年)。 モファット・オクスンボウルドのもと、例年開かれる国立オペラ・ワークショップは、選抜によって選ばれた作曲家や創作者達が「国を代表するカンパニーが持つ資源と専門的な知見を利用することができるよう」に、工夫されてきた。そして、オペラの専門家から、助言や激励の言葉をかけられてきたのである。2000年以降、このワークショップは実施されておらず、パネリスト達に将来性の豊かな作品を選んでもらうよう依頼しているとのことである。
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