オーストラリアの自動車生産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 08:54 UTC 版)
「ホールデン (自動車)」の記事における「オーストラリアの自動車生産」の解説
かつて1970年代まではフォルクスワーゲン、ルノー、オースチン、日産、クライスラーなど多くのメーカーが現地工場を持ち乗用車の生産をしていたが撤退が相次ぎ、1994年にはメルボルンに存在していた日産の工場が閉鎖され、2008年3月いっぱいでアデレードにあった三菱の工場も閉鎖され、その後、国内で乗用車を量産していたのは、ホールデン、フォード・オーストラリア、トヨタの3社だけとなっていた。 しかし、近年の人件費の上昇やオーストラリア・ドル高、経済協定の締結などもあり、フォード・オーストラリアは2016年10月にオーストラリアでの自動車生産から撤退することを2013年5月23日に発表し、2016年10月7日に操業停止。トヨタも2013年12月12日にトニー・アボット首相に対して撤退を示唆する発言を行い、2014年2月10日に撤退を正式に発表し、2017年10月3日に操業停止。最後まで残っていたホールデンも2017年10月20日をもって生産を終了することでオーストラリア国内における自動車生産は消滅し、全メーカーが輸入販売をすることとなった。
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