オンデマンド出版&出版局設立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 05:49 UTC 版)
「山本哲士」の記事における「オンデマンド出版&出版局設立」の解説
山本は、自分が書いた1,500頁の書『哲学の政治 政治の哲学』(空間、消費、学校・病院、国家、権力、情報、無意識、言語、身体・セックス・ジェンダー、民俗、ナショナリズム、市民社会、エスニシティ、革命、社会主義批判と総体にわたる世界理論の検証)は商品にならない「資本」の産出だとして、ナショナル市場を前提にした商品出版に代わって、市場が限定され、定価もないものづくりとしてオンデマンド出版を「資本の経済」であるとして、現実における実行を試み、2006年、文化科学高等研究院出版局として出版社を研究所に併設し、吉本隆明が賛同し『心的現象論・本論』を提供し、出版された。研究者たち自身による少部数の生産をなしている。量産ではない、少部数でも一部でも生産可能な文化経済が、知の創造においては必要だという。そして、この取り組みは、これからの経済/ビジネスの範例となりうるものであるという。2021年、文化普及をなす「知の新書」シリーズを監修者として発刊し始めた。
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