オロネ25形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 13:38 UTC 版)
0番台 (1 - 12) 東京 - 九州・山陰間の列車に使用するため、1976年に製造された個室寝台車である。1人用個室を14室備え、各部屋ごとにテーブル兼洗面台を備えている。11と12は、窓側の洗面台下に座った人の足が入るように、テーブル兼洗面台下部の構造が改良されていた。3両(8、11、12)が国鉄末期に700番台へ改造され、残りは3両が東日本旅客鉄道(JR東日本)に、6両が九州旅客鉄道(JR九州)に承継された。JR九州の6両は「はやぶさ」「富士」に使用されていたが、1996年9月9日付けでオロネ25 3が廃車となり、残る5両は2005年(平成17年)に14系へと編入改造され、オロネ15形3000番台となった(元番に3000をプラスしただけなので3003は欠番)。他の個室寝台の登場を受け、1986年(昭和61年)「シングルデラックス」の愛称が与えられた。最後まで残ったオロネ25 7が2021年3月1日付で廃車された。 車両番号配置製造メーカー落成日オロネ25 1 品川客車区 新潟鐵工所 1976.09.14 オロネ25 2 オロネ25 3 オロネ25 4 オロネ25 5 オロネ25 6 富士重工 1976.09.10 オロネ25 7 オロネ25 8 オロネ25 9 オロネ25 10 オロネ25 11 新潟鐵工所 1976 オロネ25 12
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