オレンブルク州とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > オレンブルク州の意味・解説 

オレンブルク州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/28 01:27 UTC 版)

オレンブルク州
ロシア語: Оренбургская область
国歌不明
公用語ロシア語
首府オレンブルク
州知事エフゲニー・ソルンツェフロシア語版(代行)
構成体種別
連邦管区沿ヴォルガ
経済地区ウラル
面積
 - 総計
国内第29位
123,702km2
人口(2021年国勢調査)
 - 総計
 - 人口密度
 - 都市/地方比率
国内第24位
1,862,767人
15.06人/km2
59.7% : 40.3%
時間帯UTC +5(DST: なし)エカテリンブルク時間
ISO 3166-2:RURU-ORE
番号
ウェブサイトhttp://www.orb.ru/

オレンブルク州(オレンブルクしゅう、Оренбургская область)はロシア連邦沿ヴォルガ連邦管区に属するオーブラスチ)。州都はオレンブルク

歴史

1934年12月7日に成立し、1938年から1957年まではチカロフスク州Чкаловская область)と呼ばれていた。

地理

ウラル山脈南麓に広がる。主要な河川はウラル川と、ヴォルガ川支流のサマーラ川など。北西部をカマ川ベラヤ川が流れる。南部はカザフスタン共和国と接する。北にバシコルトスタン共和国タタールスタン共和国、西にサマラ州、東にチェリャビンスク州と隣り合う。

住民

民族

北と南の両隣は非ロシア人の多い地域であるが、オレンブルク州の住民の大部分はロシア人で72%を占める。ほかに、タタール人(7%)、カザフ人(5%)。ウクライナ人モルドヴィン人バシキール人ヴォルガ・ドイツ人などが少数住む。ドイツ人はカザフスタンとの国境沿いの地域に分布している。

言語

公用語のロシア語の他、テュルク諸語タタール語カザフ語バシキール語チュヴァシ語、またウラル語族フィン・ウゴル語派モルドヴィン諸語ペルム諸語など。

宗教

ロシア正教ムスリムロドノヴェリエ

産業

原油天然ガスの採掘、石油精製などが盛ん。

都市

州都オレンブルクのほかに、主な都市はオルスク、ノヴォトロイツク、ブスルクなど。

教育

  • オレンブルク国立大学

標準時

この地域は、エカテリンブルク時間帯標準時を使用している。時差はUTC+5時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+5で夏時間がUTC+6、同年3月から2014年10月までは通年UTC+6であった)

日本との関係

第二次世界大戦後、州内に第314収容地区(グラーグ)が設置され、シベリア抑留を受けた日本人捕虜が移送されてきた歴史がある[1]

脚注

  1. ^ 長勢了治『シベリア抑留全史』原書房、2013年8月8日、186頁。ISBN 9784562049318 

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オレンブルク州」の関連用語

オレンブルク州のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オレンブルク州のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオレンブルク州 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS