ヤマロ・ネネツ自治管区とは? わかりやすく解説

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ヤマロ・ネネツ自治管区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/21 07:58 UTC 版)

ヤマロ・ネネツ自治管区
Ямало-Ненецкий автономный округ
Ямалы-Ненёцие автономной ӈокрук
ヤマロ・ネネツ自治管区旗ヤマロ・ネネツ自治管区紋章
国歌不明
公用語ロシア語ネネツ語
首府サレハルド
自治管区知事ドミートリー・アルチュホフロシア語版
構成体種別自治管区
連邦管区ウラル
経済地区西シベリア
面積
 - 総計

769,250km2
人口(2021年国勢調査)
 - 総計
 - 人口密度
 - 都市/地方比率
国内第72位
510,490人
0.66人/km2
84.7% : 15.3%
時間帯UTC +5(DST: なし)エカテリンブルク時間
ISO 3166-2:RU
番号
ウェブサイトhttps://www.yanao.ru/

ヤマロ・ネネツ自治管区(ヤマロ・ネネツじちかんく、ロシア語: Ямало-Ненецкий автономный округ, ネネツ語: Ямалы-Ненёцие автономной ӈокрук, Yamalia)は、ロシア連邦中部、チュメニ州に属する自治管区

地理

西シベリア平原の西北部に位置し、北極海の一部であるカラ海に面し、半分以上は北極圏(北緯66度33分39秒)に属し、一部はウラル山脈の東稜にかかっている。オビ川が北に流れ、西のヤマル半島と東のギダン半島を大きく隔てるオビ湾に注ぐ。大陸の最北端は北緯73度で、北極円から800 kmの距離である。

オーロラの発生に伴う磁気嵐が頻繁に発生する。

歴史

紀元前3000年ごろに初めて、オビ川タズ川の流域に人の定住が始まった。

その約1000年後に南シベリアサモイェード系の人々が定着し、ネネツ人となった。

シビル・ハン国

1500年ごろ以降、ロシア人商人たちが入り、1595年にはコサックによって港町オブドルスク(現在のサレハルド)が建設された。

1930年12月10日にウラル州に属するヤマル民族管区として設置された。

行政区画

住民

民族構成はロシア人62.9%、ネネツ人8.9%、タタール人4.7%、ウクライナ人4.5%など。ほか、クラスノセリクプ地区セリクプ人が居住している。

主な都市

経済

天然ガス原油の採掘が主な産業である。

  • ウレンゴイ・ガス田英語版
  • ユジノルスコエガス田
  • ナホトキンスコエ・ガス田
  • ヤンブルグ・ガス田英語版
  • エチ・プロフスコイ油田ロシア語版

住民は伝統的にトナカイ放牧や猟、漁猟を営む。

標準時

この地域は、エカテリンブルク時間帯標準時を使用している。時差はUTC+5時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+5で夏時間がUTC+6、同年3月から2014年10月までは通年UTC+6であった)




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