オクトクララ【オクトクララ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9447号 |
登録年月日 | 2001年 10月 18日 | |
農林水産植物の種類 | りんどう | |
登録品種の名称及びその読み | オクトクララ よみ:オクトクララ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 10月 19日 | |
品種登録者の名称 | コカ・コーラウエストジャパン株式会社、弘中昭子 | |
品種登録者の住所 | 福岡県福岡市東区箱崎七丁目9番66号、山口県豊浦郡豊北町大字田耕6713番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 弘中昭子、川崎渉 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、山口県内に自生するササリンドウから選抜した系統どうしを交配して育成されたものであり、花は内面上部が淡青紫色、内面中部が淡黄緑色、外面が浅青紫色の切花向きの品種である。植物体の形状は直立性、草丈は60~89㎝である。茎の直径は5.0~7.9㎜、横断面の形状は円形、色は淡緑、着色程度は少である。1節側枝発生数は1~4、2節以上の側枝発生数は7~12、1節側枝発生位置は上部~中部である。葉長は7.0~9.9㎝、葉幅は3.0~3.9㎝、葉身の形状は広披針形、葉表面の色は緑、着色程度は無、裏面の色は淡緑、着色程度は無である。花房のつき方は茎頂~下位節に群生、開花の順序は頂部より、頂部の着花数は5~8、茎当たりの総花数は50~69である。花冠の形状は鐘形、長さは5.0~5.9㎝、直径は1.6~1.9㎝、先端の直径は3.0~3.9㎝、転回は外反転、花冠内面上部の色は淡青紫(JHS カラーチャート8002)、内面中部の色は淡黄緑(同3303)、外面の色は浅青紫(同8003)、 内面上部及びの中部の斑点は中、外面の斑点は少、外面の縞模様の有無は有である。花冠裂片の長さは14mm以上、幅は12㎜以上、形状はⅣ型である。がくの裂片数は5、形状は狭披針形、そろいは斉、がく筒の形状は筒状である。開花期は晩で、育成地(山口県豊浦郡豊北町)では9月中旬である。「晩信濃」と比較して、花冠内面上部の色が淡青紫であること、花冠外面の色が浅青紫であること、がく筒の形状が筒状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和57年に育成者のほ場(山口県豊浦郡豊北町)において、山口県内に自生するササリンドウから選抜した紫花系統に同ササリンドウから選抜した白花系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ペールブルー」であった。 |
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