オガワウマレ【オガワウマレ】(野菜)
登録番号 | 第3939号 | |
登録年月日 | 1994年 3月 14日 | |
農林水産植物の種類 | しょうが | |
登録品種の名称及びその読み | オガワウマレ よみ:オガワウマレ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 15日 | |
品種登録者の名称 | 小田陽助 | |
品種登録者の住所 | 高知県高岡郡佐川町本郷耕267番地3 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小田陽助 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,高知県の在来種の突然変異種であり,塊茎片の数が少なく,塊茎片及び塊茎の大きさが大きい大しょうがである。 草姿は中,草勢は強,草丈は高,葉の数はやや多,大きさはかなり大,色はかなり濃緑である。茎の数はかなり少,太さは極太,長さはやや長,茎の色素発生は少,茎基部の色素発生はかなり少である。芽の数はかなり少,色素発生はかなり淡,塊茎片の数は極少,塊茎の分岐数(次数)はかなり少,塊茎及び塊茎片の大きさは極大,節間長は長,外皮の色はやや帯緑黄,表面の凹凸は少,重さはかなり大である。塊茎の肉色は灰黄,肉の硬さは軟,肉のち密性はやや粗,乾物歩合は低,繊維は少,辛味は中である。早晩性はかなり晩,発芽温度はかなり高,低温生長性は低,貯蔵性は低,開花性は難である。 「サン近江」,「おたふく」及び「在来種」と比較して,茎の数及び塊茎片の数が少ないこと,塊茎及び塊茎片の大きさが大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(高知県高岡郡佐川町)において,昭和56年に,栽培していた高知県の在来種の中から,塊茎片の大きな変異個体を発見し,以後,増殖しながら特性の調査を継続し,平成 3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「福の神」であった。 |
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