オウム真理教との出会い
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陸上競技で痛めた足の治療のためにヨガを始めたが、そのヨガ道場がオウム真理教の施設だったというのがマスメディアの定説になっていた。しかし、2015年8月の月刊『創』誌上での手記では、全く事実とは異なると否定している。当時、両親との関係は非常に悪かった。18歳の高校卒業後、1989年12月27日に家族の反対を押し切り、オウム真理教に入信。実家には絶対に戻りたくないと思っていた。きっかけは麻原彰晃の著作に触れ、その文中で指摘される神秘体験を経験したことであった。教団でいう「エネルギーの強いタイプ」で激しいダルドリィ・シッディ(蓮華座を組んだ状態で体が激しくはねる。教団では空中浮揚の前段階とされていた)がよく起きていた。「1997年にハルマゲドンが勃発し、アメリカ合衆国軍によって日本に核爆弾が投下される瞬間、自分自身とオウムの仲間が地下シェルターのようなところに潜んでいる」という夢をよく見たが、それを予知夢と信じていた。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}1990年4月に[要出典]大阪教育大学教育学部障害児教育課程に入学。大学には一度も通学せず、[要出典]同年4月20日より家出をする。家出は2度目で、1度目は親が雇った私立探偵によって連れ戻されている。また、2018年に菊地本人のブログでなされた家出についての回想では、私立探偵でなく2名の私服警官が登場し、警察手帳を提示し、警察署に連行するなどが具体的に述べられている。そして、1990年5月19日にはオウム真理教に出家した。
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