オウム真理教における「新しい医療」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 18:18 UTC 版)
「オウム真理教附属医院」の記事における「オウム真理教における「新しい医療」」の解説
オウム真理教を始めてからは教団の目標の一つに「病苦からの解放」を掲げた。1987年8月に発行された機関誌『マハーヤーナ』創刊号では麻原が透視により診断しエネルギーを注入することで病気は治る、と宣伝している。また著書『超能力「秘密のカリキュラム」癌・エイズだって怖くない!!』を出版し、その中で塩化ナトリウムを溶かしたお湯を飲んでヨガのポーズを取り呼吸法を行なうことで初期のガンが、また重症の場合でも別の呼吸法や精神集中を加えた治療で治るとした。 教団は独自の療法を「新しい医療」と命名、診療所の広告で「現代医学では完治の難しい慢性病や、難病と呼ばれる様々な病気に、目覚ましい効果を挙げています」とPRしている。無論これは医療法違反であった。
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