エンゼルホルン【エンゼルホルン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10577号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | エンゼルホルン よみ:エンゼルホルン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 鹿児島県 | |
品種登録者の住所 | 鹿児島県鹿児島市鴨池新町10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 野添博昭、仮屋義友、西真司、姫野正己、小林正芳、德田智子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花はやや小輪の黄白色でテッポウユリ型の切花向きの品種である。草丈は75~99㎝、茎の直径は10.0~14.9㎜、色は緑、毛じは無、節間長は茎の中央部は10~19㎜、止葉下は80~99㎜である。葉序は2/5、葉の全体の形は長楕円形、ねじれは無、葉幅は20~29㎜、葉長は16~20㎝、光沢は有、数は中、着生角度は60~89゜である。つぼみの形はⅨ型、花の向きは30~59゜、花房の形状は散形花序、全体の形はテッポウユリ型である。花径は90~119㎜、内花被の幅は40~49㎜、長さは13~17㎝、外花被の幅は40~49㎜、長さは12~15㎝である。花色は花弁の基部は黄白(JHS カラーチャート3302)、地色は黄白(同2901)、中肋部は黄白(同2902)、縁部及び裏面は黄白(同2901)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は0、つぼみの色は浅黄緑(同3503)、内花被の形はⅡ型、外花被の形はⅣ型、内花被先端の形状はⅢ型、反転の程度はⅧ型、外花被先端の形状はⅥ型、反転の程度はⅧ型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は白、花粉の色は黄、第1花梗の長さは60~89㎜、花梗の太さはやや太、色は緑、花梗への葉の着生は有、第1花梗の向きは15~29゜、1花茎の花数はやや少、花の香りはやや弱、開花期は早である。「ひのもと」及び「ジョージア」と比較して、花の向きが30~59゜であること、内花被の形がⅡ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に鹿児島県農業試験場花き部(揖宿郡山川町)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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