エンゼルスマイル・ラブリーホワイト【エンゼルスマイル ラブリーホワイト】(草花類)
登録番号 | 第6497号 | |
登録年月日 | 1998年 6月 8日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | エンゼルスマイル・ラブリーホワイト よみ:エンゼルスマイル ラブリーホワイト | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 6月 9日 | |
品種登録者の名称 | 宮武孝一、宮武万寿男、宮武日出代 | |
品種登録者の住所 | 香川県丸亀市飯野町東分2769番地、香川県丸亀市飯野町東分2769番地、香川県丸亀市飯野町東分2769番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宮武孝一 宮武万寿男 宮武日出代 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の無名実生種に「オリミラム・ホワイトエルフ」を交配して育成されたものであり,花はセパルが淡黄緑の単色で,ペタルが黄白の地色に浅黄緑の条線が入り,リップが扁円形でピンク白の地色に紫赤の斑点が入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は中間型である。開花ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは61~100㎜,長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形,先端は鋭先形,長さは75~105㎝,幅は21~30㎜,先端の角度は90~120度,葉色はやや淡緑,葉数は10~12枚である。花茎の長さは50~80㎝,太さは6.1~9.0㎜,1花茎の花数は21~30花である。咲き型は部分抱え・平咲き,花の横径及び縦径は61~80㎜,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,ラテラル・セパルは湾曲倒卵形,ペタルは広線形である。リップは扁円形,先端は微突形,周縁の反転及び波打ちは小,横径は20~25㎜,縦径は25~30㎜である。全体的な花色は白系,ドーサル・セパルは淡黄緑(JHS カラーチャート3102)の単色,ラテラル・セパルは淡黄緑(同3303)の単色,ペタルは黄白(同3302)の地色に浅黄緑(同3304)の条線が入り,リップはピンク白(同 9201)の地色に紫赤(同9714)の斑点が入る。花の香りは無,開花期は初冬である。 「オリミラム・ホワイトエルフ」と比較して,ペタル正面の形が広線形であること,ドーサル・セパル及びラテラル・セパルの内側の花色の分布が単色であること等で,「ミュージックボックスダンサー・エイリーンクサブ」と比較して,咲き型が部分抱え・平咲きであること,リップ正面の形が扁円形であること,ドーサル・セパル及びラテラル・セパルの内側の花色の分布が単色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に出願者の温室(香川県丸亀市)において,出願者所有の無名実生種に「オリミラム・ホワイトエルフ」を交配し,平成元年に開花した株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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