エラシコ(Elástico)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 16:05 UTC 版)
「ドリブル」の記事における「エラシコ(Elástico)」の解説
正しくはエラッスチコ或いはエラッシチコと発音する。足のアウトサイド(甲外側)でボールを外側に押出し(外側へ行くと見せかける)と、瞬間的に同じ足のインサイド(甲内側)で内側に切り返し、相手を置き去りにするフェイント動作。最初のボールを素早く外側に出した動きとは逆方向へ瞬間的にボールを動かすことでディフェンスを欺く。ブラジルのロナウジーニョなどが得意とする。基本的にブラジルではスタンダードなフェイントの一つであり、ロナウドや、またスウェーデンのズラタン・イブラヒモビッチなども使用している。エラッスチコとはポルトガル語で「輪ゴム」であり、外側に出したボールがまるで足に輪ゴムで付いているかのように内側に戻ってくることからそう呼ばれる。エラッスチコの開発者は、ロベルト・リベリーノと広く言われているが、リベリーノはセルジオ越後から教わったと常々語っている。
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エラシコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 01:43 UTC 版)
「ロベルト・リベリーノ」の記事における「エラシコ」の解説
エラシコはリベリーノが得意にしていたフェイントの一種で、ポルトガル語で輪ゴムの意。リベリーノのエラシコは左足のアウトサイドをボールに軽く当て相手にその方向へ行くと思わせ、すぐ次の瞬間に同じ足のインステップで切り返し相手を抜き去るという難易度の高い技である。インステップで切り返した時にボールが指ではじいた輪ゴムのように素早く移動することからエラシコと名付けられた。リベリーノがエラシコの発明者と広くいわれているが、リベリーノは後にコリンチャンスのチームメイトであったセルジオ越後が教えたと語っている。リベリーノが、テストマッチで初めて越後のエラシコを見た時、フルバックのエドアルドがピッチ外に出されそうになるほどのフェイントになった。リベリーノは見たものが信じられず、越後に何をしたか問うと、越後はリベリーノにやり方を教えた。越後はリベリーノに「僕が発明し、君が完璧にした」と言っている。今ではクリスティアーノ・ロナウドやズラタン・イブラヒモビッチが度々使用していることでも有名である。最もポピュラーな使い手としては同じブラジルのロナウジーニョが有名である。彼によってエラシコの名が有名になった。
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