エラジア大陸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/15 07:38 UTC 版)
2006年4月に発売された拡張ディスク「アトルガンの秘宝」により、新たな大陸(エラジア大陸)が追加された(ただし、追加されたのはエラジア大陸の西半分のみ)。これにより、当初の4国は「アルタナ諸国」と包括して呼ばれることが多くなる。また、エラジア大陸では、クォン大陸やミンダルシア大陸のことを「中の国」と呼ぶ。 西アトルガン(エラジア大陸西部) アトルガン皇国の西の都アルザビがある地域。この地域に属するバフラウ段丘は、アルザビに隣接している場所の他に、マムークの南西にも広がっており、こちらは、蕃都マムークを抜ける事で辿り着ける南部(翡翠廟周辺)と、アルザダール海底遺跡群を抜けることで辿り着ける北部(タンジャナ島)とに分かれている。なお、アルザビに面している側のバフラウ段丘は、死者の軍団のアルザビ攻略軍の行軍ルートとなっており、皇都アルザビに向かって進軍してくる死者の軍団を見ることができる場合もある。 この西アトルガンと対になるはずの東アトルガンは、現時点では行くことができず、その大半が謎に包まれている。 マムージャ蕃国(エラジア大陸西部) 皇都アルザビの南西に位置する蛮族マムージャの支配地域。蕃都マムークを中心に、ワジャーム樹林、エジワ蘿洞、翡翠廟、マムージャ兵訓練所がある。なお、ワジャーム樹林は、マムージャ蕃国軍、トロール傭兵団双方のアルザビ攻略軍の行軍ルートとなっており、皇都アルザビに向かって進軍してくる各軍団を見ることができる場合もある。また、エジワ蘿洞、およびワジャーム樹林には古代オルドゥーム文明の遺跡が存在し、当時の遺物を発掘することもできる。 なお、エジワ蘿洞を抜けることでのみ辿り着けるワジャーム樹林の一角には、多頭竜ハイドラが時々出没する。 トロール傭兵団領(エラジア大陸西部) 皇都アルザビの北西に位置する蛮族トロールの支配地域。ゼオルム火山と呼ばれる巨大な火山島を中心に、軍都ハルブーン、ナバゴ処刑場、レベロス風穴がある。属するエリアの大半がゼオルム火山内部に存在するためか、ゼオルム火山を除く全てのエリアにおいて灼熱の溶岩が流れている場所がある。 なお、ゼオルム火山の中央部にはトロールが建造したと思われる門があり、その門の中にある砦のような建造物の一角に、冥府の番犬ケルベロスが姿を見せる時がある。 アラパゴ諸島(エラジア大陸西部) エラジア大陸西部の北方に浮かぶ諸島で、死者の軍団を率いるラミアたちの本拠地となっているアラパゴ暗礁域を始め、ナシュモ、ハザルム試験場、タラッカ入り江、ルジャワン霊窟、イルルシ環礁、ペリキア、カダーバの浮沼(カダーバの浮沼もまたバフラウ段丘同様に複数存在する)などがある。 アトルガン皇国に抵抗する海賊集団コルセアも、このアラパゴ諸島にアジトを持つ。 なお、このアラパゴ諸島を形成する島の1つで、ヘディバ島と呼ばれている島には、キマイラと呼ばれる合成獣が出没する時がある。 アルザダール文明遺跡群(エラジア大陸西部) エラジア大陸西部の海に広がる古代の遺跡群。アルザダール海底遺跡群と呼ばれる海底遺跡を中心とし、バフラウ遺構、ゼオルム遺構、アラパゴ遺構、銀海遺構とそれぞれ呼ばれている4つの塔状の遺構と、100階層に及ぶ複雑な内部構造を持つ遺跡があるナイズル島が存在する。なお、アルザダール海底遺跡群へ進入するためには、遺跡の入口に立つ不滅隊(アトルガン皇国に所属する特殊部隊の1つ)の隊員に、拝観料を支払う必要がある。 ただし、この拝観料は、アトルガン白門にある六門院から移送の幻灯を使用しナイズル島監視哨へワープするか、特定のアイテムを所持しているか、傭兵階級が大尉であるかのいずれかであれば、支払う必要はない。
※この「エラジア大陸」の解説は、「ヴァナ・ディール」の解説の一部です。
「エラジア大陸」を含む「ヴァナ・ディール」の記事については、「ヴァナ・ディール」の概要を参照ください。
- エラジア大陸のページへのリンク