ウルトラマンギンガストリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:12 UTC 版)
「ウルトラマンギンガS」の記事における「ウルトラマンギンガストリウム」の解説
『ギンガS』に登場するギンガの強化形態。 『ギンガS』第3話より登場。ヒカルがウルトラマンタロウの化身であるストリウムブレスをギンガスパークでリードすることによってタロウと一体化し、通常のギンガからパワーアップした形態。胸のプロテクターや額のビームランプの追加など外見がタロウを髣髴させる意匠になっており、ファイティングポーズもタロウと同じになっている。基礎能力が格段に向上する他、ストリウムブレスの力によってウルトラ6兄弟の特殊能力や必殺光線を自由自在に使うことができる。このウルトラ6兄弟の技を使うためだけに変身することもあった。ウルトラ6兄弟の技を使う際は、隣に対応するウルトラ戦士の姿が浮かび上がり、ギンガと重なるという演出がされることがある。また、この形態で通常のギンガの必殺技を使用することも可能である。ビクトルギエルとの決戦後はタロウと分離したため、『決戦!ウルトラ10勇士!!』には未登場。 ギンガの基本ビジュアルを大切にするため、タイプチェンジのような考え方を導入したパワーアップとなり、本作品は全16話しかないため、他のレジェンドヒーローの力を受け継ぐのではなく、前作で師匠のような存在であったタロウの力を受け継ぐものとなった。 デザインはギンガの頭部や肩アーマーの部分にボタン状の突起やプロテクターなどタロウの要素が加えられており、ボディのラインもタロウを意識した形状に変更している。タロウのウルトラホーンを加える案も存在したが、ギンガと極端に変わることから不採用となった。最終的なデザイン画では腕部と脚部のプロテクターにも突起がついていたが、多すぎるとして造形段階でオミットされた。 アクションはタロウの構えを参考にし、最小限の動きで相手の攻撃を交わしていくカンフーマスターのような動きが意図されている。
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