ウエホトシンゴのフランシスコ会修道院とは? わかりやすく解説

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ウエホトシンゴのフランシスコ会修道院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 08:25 UTC 版)

ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群」の記事における「ウエホトシンゴのフランシスコ会修道院」の解説

フランシスコ会修道院中でもひときわ美しいものが、プエブラ州海抜標高2100 m に位置するウエホトシンゴ (Huejotzingo) の町にある。この植民都市修道院周り1529年以降成長し始めたものだが、修道院の創設はそれと同じ頃と推測されている。完成したのは1570年であった修道院アトリウム備えており、その中央には16世紀彫られ十字架がある。小さな礼拝堂には紋章彫られファサードがあり、アトリウムの隅には彫像見られる付属聖堂要塞のような高さで、落ち着きのあるファサードそなえている。その身廊はひとつしかなく、ゴシック様式リブそなえた美しヴォールト持っているまた、後陣などには、その背部大きく見事な装飾残っている。これは1586年にプレテレスコ様式作成されたもので、フラマン人芸術家シモン・ペレインス (Simon Pereyns) による彫刻絵画飾られている。彼はヌエバ・エスパーニャ副王ガストン・デ・ペラルタ (Gaston de Peralta) に仕えようとメキシコにやってきた人物で、その地で歿した。 壁の中には壁画残っているものもあり、聖具室の扉の壁にはムデハル様式シンボル飾られている。また、説教壇17世紀オルガン見所である。 修道院入口ファサードには2つアーチがある。この入口ホール聖三位一体礼拝堂回廊などに繋がっている。回廊2層構造柱廊という点に特色があり、下層には無原罪の御宿りなどを描いた古い壁画残っている。回廊周りには会食堂、厨房などがある。

※この「ウエホトシンゴのフランシスコ会修道院」の解説は、「ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群」の解説の一部です。
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