イーハトーヴォ市街の住民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 01:13 UTC 版)
「イーハトーヴォ物語」の記事における「イーハトーヴォ市街の住民」の解説
ゲームに登場するキャラクターは動物が多い。そのキャラクターが登場した様々な童話を元にしたものであり、動物たちと共存したいという宮沢賢治の優しい気持ちが表現されている。 「私」 主人公でありプレイヤーキャラクター。旅人としてイーハトーヴォを訪れたという以外は、特に設定もない(名前すら出てこないので、ここでは作中の記述に従い「私」と表記した)。宮沢賢治の7冊の手帳を探す。 ファゼーロ 出典は『ポラーノの広場』。賢治に心酔し、羅須地人協会で働く若者。張り子細工を作るのがうまいという隠れた特技を持つ。 レオーノキュースト 出典は『ポラーノの広場』。イーハトーヴォ市役所の職員。かつて博物館の職員だったことがある。 かま猫 出典は『猫の事務所』。「猫の事務所」に勤める所員。かまどの中で寝る癖があるためいつも体がすすだらけだが、仕事に関しては勤勉で有能である。 クーボー博士 出典は『グスコーブドリの伝記』。イーハトーヴォ農学校の教授。火山や地震についての研究を行っており、イーハトーヴォ火山局にも顔が効く。 カイロ団長 出典は『カイロ団長』。客のアマガエルを酔わせて、飲み代のかたに働かせようとする悪党だが大のキノコ嫌い。後に外国へカクテルつくりの修行に出て行き、そこから帰ってきた後は真面目なバーテンになる。キノコ嫌いで外国に修行に出る設定は本作オリジナル。 ゲーム中で彼が嫌う大きなキノコの出典は、宮沢賢治の短編『さるのこしかけ』内の実在する同名のキノコから。 シグナルとシグナレス 出典は『シグナルとシグナレス』。駅前の線路沿いに立っている信号機のカップル。見た目は普通の信号機だが、話しかけると擬人化イメージの顔が表示される。章が進むごとに会話が変化し、二人の恋愛模様を追うことになる。
※この「イーハトーヴォ市街の住民」の解説は、「イーハトーヴォ物語」の解説の一部です。
「イーハトーヴォ市街の住民」を含む「イーハトーヴォ物語」の記事については、「イーハトーヴォ物語」の概要を参照ください。
- イーハトーヴォ市街の住民のページへのリンク