イチパフ【イチパフ】(観賞樹)
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登録番号 | 第15232号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | イチパフ よみ:イチパフ |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 市川惠一 | |
品種登録者の住所 | 静岡県三島市玉川37番地の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 市川惠一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「イチルシタ」の枝変わりであり、花の着き方はスプレータイプ、花は黄白色で淡紫ピンク色のぼかしが入る丸弁、平咲、香りは無又は微弱のやや小輪となる切花向きの品種である。生育習性は叢生、樹高はやや低、花の着き方はスプレータイプである。新梢のアントシアニン着色の程度は無又は微弱、とげの有無は有、下側の形は深いえぐれ、色は緑褐、長いとげの数は無又はほとんど無である。葉の長さは中、幅はやや狭、緑の色合いは濃、表面の光沢は強、先端小葉の形は狭楕円形、葉身長はやや短、葉身幅は狭、基部の形は鈍形、先端の形は鋭形である。花蕾縦断面の形は卵形、花形Ⅰは半八重、花形Ⅱは平咲、多芯の有無は無、花弁枚数はかなり少、花径はやや小、上から見た形は不整円形、上部側面の形はやや凸、香りは無又は微弱である。花弁の長さは短、幅は狭、表面中央部の色は黄白(JHS カラーチャート2902)、縁部の色は黄白(同2902)及び淡紫ピンク(同9501)、基部の目の有無は無、模様の有無は有、タイプはぼかし、色は淡紫ピンク(同9501)、裏面中央部及び縁部の色は黄白(同2902)、模様の有無は無である。花色の移行性は無、花弁の縁の反転は弱、波打ちは中、タイプは丸弁、全体の形は狭楕円形である。開花始めの時期はやや早、開花習性は四季咲である。「モンローウォーク」と比較して、長いとげの数が少ないこと、先端小葉の形が狭楕円形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成13年に育成者の温室(静岡県三島市)において、「イチルシタ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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