イチラルム【イチラルム】(観賞樹)
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登録番号 | 第15228号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | イチラルム よみ:イチラルム |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 市川惠一 | |
品種登録者の住所 | 静岡県三島市玉川37番地の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 市川惠一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ダーリン」の枝変わりであり、花の着き方は単花咲、花は黄白色で剣弁、高芯咲、香りは弱の大輪となる切花向きの品種である。生育習性は狭叢生、樹高は高、花の着き方は単花咲である。新梢のアントシアニン着色の程度は無又は微弱、とげの有無は有、下側の形は深いえぐれ、色は黄緑、長いとげの数は中である。葉の長さはやや長、幅、緑の色合い及び表面の光沢は中、先端小葉の形は楕円形、葉身長及び葉身幅は中、基部の形は鈍形、先端の形は鋭尖形である。花蕾縦断面の形は卵形、花形Ⅰは八重、花形Ⅱは高芯咲、多芯の有無は無、花弁枚数は少、花径は大、上から見た形は星形、上部側面の形は凸、下部側面の形は平、香りは弱である。花弁の長さは中、幅はやや狭、表面中央部及び縁部の色は黄白(JHS カラーチャート2501)、基部の目及び模様の有無は無、裏面中央部及び縁部の色は黄白(同2501)、模様の有無は無である。花色の移行性は無、花弁の縁の反転は強、波打ちは無又は微弱、タイプは剣弁、全体の形は狭楕円形である。開花始めの時期は早、開花習性は四季咲である。「イナ」と比較して、とげの下側の形が深くえぐれること、花の下部側面の形が平であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成12年に育成者の温室(静岡県三島市)において、「ダーリン」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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