イチマハ【イチマハ】(観賞樹)
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登録番号 | 第15227号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | イチマハ よみ:イチマハ |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 市川惠一 | |
品種登録者の住所 | 静岡県三島市玉川37番地の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 市川惠一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ティネケ」に「イチマリテ」を交配して育成されたものであり、花の着き方は単花咲、花はピンク白色で半剣弁、カップ咲、香りは中のやや大輪となる切花向きの品種である。生育習性は狭叢生、樹高は高、花の着き方は単花咲である。新梢のアントシアニン着色の程度は弱、とげの有無は有、下側の形は深いえぐれ、色は黄緑、長いとげの数は中である。葉の長さはやや長、幅、緑の色合い及び表面の光沢は中、先端小葉の形は楕円形、葉身長及び葉身幅は中、基部の形は円形、先端の形は鋭尖形である。花蕾縦断面の形は卵形、花形Ⅰは八重、花形Ⅱはカップ咲、多芯の有無は無、花弁枚数はやや少、花径はやや大、上から見た形は不整円形、上部側面の形は平、香りは中である。花弁の長さは中、幅はやや狭、表面中央部の色はピンク白(JHS カラーチャート0701)、縁部の色はピンク白(同1001)、基部の目及び模様の有無は無、裏面中央部及び縁部の色はピンク白(同0701)、模様の有無は無である。花色の移行性は無、花弁の縁の反転及び波打ちは弱、タイプは半剣弁、全体の形は円形である。開花始めの時期はやや早、開花習性は四季咲である。「セイブルゴ」と比較して、先端小葉の先端の形が鋭尖形であること、花弁表面中央部及び裏面中央部の色がピンク白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成12年に育成者の温室(静岡県三島市)において、「ティネケ」に「イチマリテ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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