イグアスタキザワ【イグアスタキザワ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7849号 |
登録年月日 | 2000年 3月 29日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | イグアスタキザワ よみ:イグアスタキザワ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 3月 29日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社滝沢種苗 | |
品種登録者の住所 | 新潟県北魚沼郡堀之内町大字原459番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 滝沢久、滝沢秀樹 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,(ジョージア×ラベンダードリーム)に「ヒロクン」を交配して育成されたものであり,花は黄白色で中肋部が淡黄緑色のやや大輪のスカシユリ型の切花及び花壇向きの品種である。草丈は100~129cm,茎の直径は5.0~9.9mm,上部の色は淡褐,中部及び下部の色は褐,毛じは無,節間長は茎の中央部は5~9mm,止葉下は10~19mmである。葉序は3/8, 葉の全体の形は長楕円形,ねじれは無,葉幅は10~19mm,葉長は9~11cm,光沢は有,数は少,着生角度は60~89゚ である。つぼみの形はⅧ型,花の向きは30~59゚,花房の形状は散形花序,全体の形はスカシユリ型である。花径は150~179mm,内花被の幅は60~79mm,長さは9~12cm, 外花被の幅は40~49mm,長さは12~15cmである。花色は花弁の基部,地色,縁部及び裏面は黄白(JHS カラーチャート3302),中肋部は淡黄緑(同3303)である。内花被及び外花被の1枚の斑点の数は1~9,つぼみの色は穏紫ピンク(同9712),内花被の形はⅦ型,外花被の形はⅣ型,内花被先端の形状はⅢ型,反転の程度はⅦ型,外花被先端の形状はⅥ型,反転の程度はⅦ型,花被のねじれは 1/8未満,花被上の乳状突起は有である。花糸の色は淡黄緑,花粉の色は黄褐,第1花梗の長さは30~59mm,花梗の太さは太,色は褐,花梗への葉の着生は有,第1花梗の向きは30~59゚,1花茎の花数はやや少,花の香りは無,開花期は中である。「ヒロクン」と比較して,葉数が少ないこと,つぼみの色が穏紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に育成者のほ場(新潟県北魚沼郡堀之内町)において,(ジョージア×ラベンダードリーム)に「ヒロクン」を交配し, 胚培養した株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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