イクオと竜哉の生い立ちの違いについて
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「ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-」の記事における「イクオと竜哉の生い立ちの違いについて」の解説
龍崎イクオ 実の両親は父親は北川貴一郎、母親は龍崎美咲。原作での美咲は、六本木の最高級秘密クラブのナンバーワンホステスで、政財界の客から情報を集めていたSで北川のスパイの1人だった。しかし、妊娠したことにより北川の前から姿を消した。その後、イクオを産み2人で千葉で暮らしていたが、ある日、 飲酒運転の暴走トラックに跳ねられ即死。イクオも頭部を強打し数日昏睡状態になるが、なんとか一命を取り留める。そして退院の日イクオを迎えに来た北川によりまほろばへと連れて行かれた。最終話では竜哉と共に崖の上から飛び降りる。その後、生死は不明であったが、それから3年後、とある事件を追う美月が危機に陥った際に現れる(ただし、顔は合わせていない)。 ドラマ版でも、両親の名前は同じだが設定が異なる。北川は小学生時代(1965年)に林間学校に行っている間に両親と妹を強盗に殺害された過去があり、その犯人には病弱な妻と4歳になる美咲という名前の娘がいた。事件後妻は美咲を連れて離婚し、戸籍を洗うため美咲を遠縁の親戚と養子縁組した。その名字が龍崎だった。その後、北川と美咲が出会い、恋に落ちた結果、出来た子どもがイクオであり、北川は病死する直前に美咲から連絡があるまで、イクオの存在を知らなかった。実の父親である北川への復讐を果たすため彼の自宅に乗り込むも、最終的に彼への復讐を止め、まほろば跡地にて竜哉の遺体の傍らで所持していた拳銃で自ら命を絶った。 段野竜哉 原作の最終話ではイクオと共に崖の上から飛び降りる。その後、生死は不明であったが、それから3年後、とある事件を追う美月が危機に陥った際に現れる(ただし、顔は合わせていない)。 ドラマ版では、生後すぐに、デパートのトイレに捨てられ、乳児院へ保護され、2歳からは児童施設を転々としていた。直参入りへの話は出るものの、桐乃に自らの目的を疑われたために保留となる。最終的に北川への復讐を果たすためイクオと共に彼の家族を人質に取り自宅に立て籠もるも、北川の息子に撃たれて重傷を負い、まほろば跡地に到着する前にイクオが運転する車の中で息を引き取った。
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