イギリス自由軍団
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イギリス自由軍団(ドイツ語: Britische Freikorps, 英語: British Free Corps)は、第二次世界大戦中に編成された武装親衛隊(武装SS)の部隊の1つ。イギリス人捕虜によって編成され、主に宣伝戦の材料として利用された。ナチス・ドイツへの協力を申し出て部隊に所属した英軍人は延べ59名で、部隊規模は最大時でも27名であった。これはドイツ国防軍における小隊(Zug, 40名程度)よりも小規模であった。
- 1 イギリス自由軍団とは
- 2 イギリス自由軍団の概要
- 3 当初の計画
- 4 さらなる募集措置
- 5 結成へ
- 6 活動
イギリス自由軍団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/07 15:26 UTC 版)
「ハンス=イェスタ・ペーアソン」の記事における「イギリス自由軍団」の解説
1945年3月22日、ペーアソンの第11SS装甲偵察大隊第3中隊に武装親衛隊イギリス人部隊「イギリス自由軍団」(British Free Corps)(小隊規模)の隊員が配属された。ペーアソンは彼らに装甲兵員輸送車1輌とシュビムワーゲン1輌を与え、また、中隊の担当区域内に待避壕を構築するよう任じた。 しかし間もなく、イギリス自由軍団の隊員の1人トーマス・ハラー・クーパーSS曹長(SS-Oscha. Thomas Haller Cooper)から、イギリス自由軍団が戦闘で役に立つとは思えない部隊であることを詳しく説明された第11SS装甲軍司令官フェリックス・シュタイナーSS大将と「ノルトラント」師団長ヨアヒム・ツィーグラーSS少将の命令により、イギリス自由軍団は前線から引き抜かれた。その後、イギリス自由軍団の隊員の多くはシュレースヴィヒ=ホルシュタインに向かい、そこで彼らの同胞であるイギリス軍に投降した(戦後、イギリス自由軍団の隊員はイギリスで裁判にかけられ、大戦中にドイツ軍に所属したとして有罪判決を受けた)。
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