イギリスの歴史との対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 02:49 UTC 版)
「氷と炎の歌」の記事における「イギリスの歴史との対応」の解説
物語の背景は実際のイギリスの歴史の出来事および諸民族から着想を得たように思われる。 〈森の子ら〉 ― ピクト人 〈最初の人々〉― ブリトン人 アンダル人 ― 七王国を樹立したアングロ・サクソン人 ターガリエン朝 ― ノルマン朝 〈壁〉 ― ハドリアヌスの長城 (〈壁〉の向こうに住む野人はスコットランド人にあたる) 鉄諸島人 ― デーン人 〈ブラックファイアの反乱〉 - 薔薇戦争後の僭称者たちの反乱およびジャコバイトの乱 本シリーズで描かれる王位を巡る内戦 ― 薔薇戦争 ラニスター家はランカスター家、スターク家はヨーク家にあたり、以下の登場人物はそれぞれ歴史上の人物をモデルにしているように思われる。 エダード・スタークは王位争いに敗れ処刑されたヨーク公 ロブ・スタークはヨーク公の息子で王位に着くが、王妃の選択により内乱を招いたエドワード4世 ジョン・スノウはヨーク家出身ながらヘンリー7世と結婚して両家を結びつけたエリザベス・オブ・ヨーク サーセイ・ラニスターはランカスター朝最後の王ヘンリー6世の王妃で、ヨーク朝との戦いを指導したマーガレット・オブ・アンジュー ジョフリー・バラシオンはヘンリー6世の子だが、王妃の不義の子と噂されたエドワード・オブ・ウェストミンスター ティリオン・ラニスターはヨーク家のエドワード4世の弟で、不具の体を持ち、甥たちを幽閉し王位を簒奪したリチャード3世 デナーリス・ターガリエンは、幼少のころに大陸に亡命して流浪しながら育ち、やがてイギリスに戻ってテューダー朝を創始したヘンリー7世 一方、エッソスからロイン人の移住があり独特の文化を発展させたドーンは、イスラム支配のもとでその影響を受けたスペインを連想させる。
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