アングレカム・セスキペダレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/03/28 17:27 UTC 版)
アングレカム・セスキペダレ （学名： Angraecum sesquipedale）はアングレカム属に属するマダガスカル固有の着生ランである。1798年に発見され、1822年の文献で報告された[1]。植物と送粉者の共進化に関するダーウィンとウォレスの予測が行われた植物種である[* 1][* 2]。
- ^ a b c d Darwin, Charles (1862), On the various contrivances by which British and foreign orchids are fertilised by insects, and on the good effects of intercrossing., London: John Murray, pp. 197–203 2009年2月18日閲覧。
- ^ a b Wallace, AR (1867年). “Creation by Law”. The Quarterly Journal of Science S140. pp. : 474-477. 2009年3月5日閲覧。(The Alfred Russel Wallace Page hosted by Western Kentucky University.)
- ^ a b Whittall, JB and SA Hodges (2007). “Pollinator shifts drive increasingly long nectar spurs in columbine flowers.”. Nature 447: 706-709. doi:10.1038/nature05857 2009年3月5日閲覧。.(PMID: 17554306)
- ^ a b c 地生・着生・岩生・半着生（半地生） - 植物が生育する場所で分けた分類。
地生 - 通常の土壌表面で生育。
着生 - 樹木や岩盤の上で生育。
岩生 - 岩の上、もしくは岩上の薄い土壌で生育。着生に含めることがある。
半地生（半着生） - 着生・岩生と地生の中間の環境で生育。 - ^ a b 距（きょ）- 花被 (花冠と萼) の基部が細長く伸びた管状の構造。内部に蜜をためている（中山剛「花弁と花冠」BotanyWEB）。
- ^ 葉焼け - 強い日光が当たりすぎて、葉の一部もしくは全体が炎症起こし、変色あるいは枯れること。
- ^ 根詰まり - 鉢の中が根で飽和すること。生育に悪影響が出ることがある。
- ^ 花粉塊 - ラン科植物の一部などで見られる花粉相互が粘着している塊。それらの植物では花粉塊ごと送粉（受粉）される。
[続きの解説]
「アングレカム・セスキペダレ」の続きの解説一覧
- 1 アングレカム・セスキペダレとは
- 2 アングレカム・セスキペダレの概要
- 3 栽培
- 4 引用文献
- 5 参考資料
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