アルジェリアとソビエト連邦の関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/12 13:35 UTC 版)
「アルジェリアとロシアの関係」の記事における「アルジェリアとソビエト連邦の関係」の解説
アルジェリア・ロシア両国の関係は、ロシアがソビエト連邦の時代に遡る。ソ連はアルジェリア独立戦争でアルジェリアを軍事、技術、および物資の面で支援を供与した。アルジェリアがフランスから1960年10月に事実上独立(アルジェリア共和国臨時政府)すると、ソ連は世界に先駆けてこれを承認した。1962年3月23日、アルジェリアが正式に独立するとアルジェリア・ソ連両国は正式に外交関係を結んだ。 1963年12月、ソ連とアルジェリアは経済技術協力協定を締結する。その内容は戦争で疲弊したアルジェリア経済を再建することを名目に工業プラント建設、農業開発、地質調査、要員の訓練など広範な内容を含むものであった。ソ連はアルジェリアに対して約9億ルーブルを長期貸付を貸与した。1964年5月には、アンナバに冶金工場建設に関する技術援助供与で合意している(これらの事業に必要な資金11億5000万ルーブルを他に長期貸付している)。 両国首脳の相互訪問も行われ、アルジェリアからはウアリ・ブーメディエン大統領が1965年と1967年にソ連を訪問した。ソ連からは1969年にニコライ・ポドゴルヌイ最高会議幹部会議長がアルジェリアを訪問している。
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